今朝のボストンは雪景色です。
本日は、昨年の夏、9歳で初めてアメリカのサマーキャンプに参加した男子生徒さんと保護者の方のご感想をご紹介します。
質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)
回答:カウンセラーのAnaさんが「Genが早く到着したから来たのよ」、とぼくのために(ためだけに)来て親切にしてくれたことです。キャンプファイアーでライターで火をつけるのかと思ったら、木をけずってから火起こししたことがとても印象に残りました。火は小さいものからもえて大きくなり「火が育つ」かんじがしました。バースデーケーキが食べられたこと。信号の青が手が上がるタイプで、黄はずっとてんめつしていておもろしろいな、と思った。
質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。
回答:英語になれて聞こえてくるようになった。ごはんの内容が日本とちがいパンが多かったので、日本のお米の良さがあらためてわかった。いろいろな人と仲良くなるには自分から声をかけるといいな、と思った。日本よりさむいはずなのに、ブルーベリーの大きさがとても大きくて、日本ではこんなに大きくならないのはなぜかな、と植物のことに興味をもってしらべたくなった。
質問:来年もアメリカのサマーキャンプに参加したいと思いますか?その理由は?
回答:したいです!とにかく楽しい!カウンセラーがやさしくて外国の友だちがたくさんできるし、東京では火をつけられないけれど、キャンプファイアーが楽しめるから!
質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?
回答:やりたいアクティビティーが希望どおりにならないことがおおかったので、なんとかしてほしい。
(保護者)
質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。
回答:キャンプファイアーが火起こしからできたことを楽しそうに話してくれました。東京ではできない体験です。大きな自然に囲まれてできた感動が伝わってきました。
質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気づきになったことがありましたら、お知らせ下さい。
回答:9才で英語力もままならないまま、本人の希望だけで行かせていいのか正直迷いました。でも、親切なスタッフ、大自然、お友達がいてくれれば多少のことは親が心配するほどのことにはならないと実感し、むしろこの状況こそキャンプの大切なことに他ならない、と実感しています。息子は9才ですが、地球儀で見るように意識が変わり、世界は「移動可能な存在」として捉えている感じがしています。
質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。
回答:人数が少し多かったようなので、小さい年齢クラスは特にアクティビティー参加もゆったりできる人数にして頂くのもいいのかな、と感じています。
質問:コーディネーションを担当しました、American Summer Oppotunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。
回答:Tammyさまには、台風の影響の対応もあり、本当に本当にお世話になりました。申込期限を過ぎていたにもかかわらず、亡き義母の気持ちをスタッフにお話しして下さったことも、30年の歴史と信頼の賜物だなあ、とありがたく思いました。息子がマネージャーさんから様々な声掛けを頂いたことを嬉しそうに話してくれ、9才で一人で参加することの不安を現地でとりのぞいてくれたのだなあ、、とマネージャーさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。
一方で親として大反省しなくてはならないのは、過剰に心配し過ぎたことです。3人一度にアメリカに送り込んだことをTammyさまはとてもよく理解して下さり、親の心配に寄り添いつつ、介入しない方が良いラインを設けて指導して下さり、お人柄の温かさを今になって感じています。
キャンプで親から離れて、異国から日本を見る経験が実になり「また行きたい!」と素直に言えることは、信頼できるTammyさまのようなコーディネーターさんの下でしか実を結ばないと思います。私の日々の子育ておいて直接手をかける部分とあえて子から離れる部分を、Tammyさまを思い出しつつ、これからも考えながら取り組んでいかれる気がしています。本当にありがとうございました。
中学生の長女さんのキャンプ参加の手続きが既に進んでいた時に、次女さんと末っ子の9歳のお子さんのサマーキャンプ参加のお話しが出て、急遽3人のお子さんを一緒にアメリカに送り出された夏となりました。ひとりひとりのお子さんの個性を大事に、日々一生懸命子育てをされていらっしゃるお母さまですから、3人一緒にいなくなってしまった状況は初めて体験されのことであり、戸惑うばかりだったと思います。
日本に接近していた大きな台風の影響で、帰国日のフライトがキャンセルとなり、急遽このお子さんをふくむ3人の小学生とボストンに1泊して、少しだけボストン市内で遊んだことも、今となってはとても良い思い出です!お姉さんのように、いつかまた、アメリカのサマーキャンプに里帰りしてくれる日を心から楽しみにしていますね!