緊急の経済、雇用対策の為の予算を審議する1月臨時県議会が今日と明日の2日間開かれています。
今日10時から開かれた本会議で佐竹知事は、「切れ目のない経済、雇用対策を行うため、消費の下支え対策として道路、河川等の公共工事や県単独事業を追加するほか県有施設の改修等を緊急的に実施する。また住宅の新築に対する支援を継続し、新たに住宅リフォームに対する助成制度を創設する。さらに環境対応車買換促進事業も今年6月まで延長する」と提案理由を述べ、今回の補正額は71億円、債務負担行為を含めると106億円の規模になります。
今日は各常任委員会でこの予算案の中味を審議していますが、私の所属する総務企画委員会で私は「これまで1000億円を超える経済雇用対策を打ったが、雇用状況は一向に良くならない。これまでの対策でどれだけの効果があったのか。」と問いました。
当局からは、倒産件数などが低く抑えられており一定の成果があったとの答弁がありましたが、実効性の観点から本当にどれほどの効果があったのか疑問が残ります。
また、エコカー補助金も延長になりましたが、こうした補助制度をいつまで続けるのか、その見極めはどうするのか、と質問しました。
答弁では、時々の県内での状況を見極めて判断するという答えしか返ってこず、納得できる答えとは言えません。
有効求人倍率が0.33倍、湯沢管内0.23と厳しい状況で苦しんでいる県民の皆さんに対策の効果が実感できる対策が必要です。