先日のさきがけ新報に、昨年度の新規就農者が5年連続200人を超えた、との記事が載りました。
20年ほど前は年間50人程度で、医者よりも成り手が少ないと言われました。
農業問題の核心は常に農業後継者の確保でしたが、時代の変化と共に、新規就農者は農家出身者のUターンの他、非農家からの新規参入も同じくらい増えています。
この呼び水になっているのが国の「青年就農給付金」(正式には農業次世代人材投資資金)制度で、最長7年間、年150万円給付されます。
制度が導入された2012年以来、毎年200人以上の人が給付を受けており、羽後町でも夫婦3組6人を含む24人が受給しています。
農業法人への雇用就農者の割合も増えていますが、稲作など耕種部門への就農者が少ない事が問題ですね。