今月のさきがけ政経懇話会は「地方創生に必要なこと」と題して、木村俊昭さん(東京農業大学教授)の講演でした。
木村さんは北海道小樽市の職員でしたが、ガラス工房を誘致してガラスの街としてのブランド化を進めるなど、独自のまちづくりに取り組みました。
その後、こうした取り組みが評価され、国の地方創生の計画立案に携わり、現在、全国各地の地方創生アドバイザーとして現場第一で活躍されています。
講演では、地域づくりにはストーリーが大事で、誰のために、何のために行なうのかを最初にはっきりする事。往々にして順序が間違っている事が多い、と指摘されました。
大変精力的なお話で、ユーモアをふんだんに交え、大いに参考になる内容でした。