昨日、毎年9月の始めに開催される「奈良矯正展」を見学しました。
「奈良矯正展」は奈良少年刑務所の敷地内で行われています。
本物のパトカーや白バイも展示してあり、白バイに乗りました。
初めての体験で緊張しました。
奈良の ゆるきゃら 遷都君達も登場しました。
お餅つきもしていました。
この矯正展は、各地の受刑者が作った木工品や子供の玩具、靴や
鞄などを展示即売したり、奈良の各地の工芸品や家具、お土産物
なども販売していました。
奈良少年刑務所内の施設も一部開放し、この刑務所の歴史や受刑者の
所内での生活や職業訓練などを通した更生について写真などをパネル
展示していました。
子供さんを連れた家族連れの人達などで、たいへん賑わっていました。
奈良少年刑務所は明治41年で建設された美しい煉瓦造りの重厚な建物で
改築や補修を加えながら現在も使われています。内部の建物もその大半が
100年以上にわたって使用されています。
ジャズピオニストの山下洋輔氏の祖父、山下啓次郎氏が設計された建物です。
初めて見学に行きましたが、結構規模の大きな催しでした。
楽しかったです。
たくさん、撮影しましたので動画を作りました。
BGMは、ジャズのスタンダード曲 「On The Sunny Side Of The Street」
(邦題は 『明るい表通りで』)です。楽しく軽快なアレンジです。
この曲は、1930年(昭和5年)にブロードウェイのミュージカルで使う曲として
Jimmy McHugh(ジミー・マクヒュー)が作曲し、Dorothy Fields(ドロシー・フィールズ)
が歌詞を付けた曲です。
歌詞が前向きに生きて行こうという明るい内容なので、受刑者が刑務所内で職業訓練を
受けたりしてその勤めを果たし、立派に社会((明るい表通り)に出てきてもらいたいと
私ながらの思いを込めました。
歌詞の和訳です。
僕はそれまで
誰かと共に歩んだり話したりもせず
憂鬱だけが唯一の友だちだった
けれどある朝、キミと出逢い
やっと光が見えた
今は心に輝く太陽と共に
来る日を歓迎し充実して生きている
すべての憂いは消え去った
キミが僕に教えてくれた時から...
コートを手にとり 帽子をかぶって
悩みごとは ひとまず玄関前の階段に置いて
まずは歩き出だすことさ
陽のあたる道へと
聞こえないかい?
幸せに満ちた 君の未来の足音が
人生は素晴らしいものになる
陽のあたる道に出れば
僕自身これまで
たくさんの憂鬱や不安を引き連れながら
陽のささない 暗い道ばかりを歩いていた
けれど今は 怖くない
なぜなら放浪な暮らしから
抜け出したからさ
もしも一文無しになったって
気分はロックフェラーみたいにお金持ちになれる
落ちているゴミだっていつかお金に変わるさ
陽のあたる道を歩いていればね