コナン・ドイル『恐怖の谷』新潮文庫、1953.
イングランドの古い館に起った奇怪な殺人事件に端を発し、アメリカ開拓時代の炭坑町に跋扈する悪の集団に挑むホームズの大冒険。(出版社HPより)
今回のホームズは長編。宿敵モリアティ教授の下にいる人物から送られてきた暗号文。そして、暗号文に書かれたとおりの殺人事件が起こり、、、
前半はホームズの見事な推理からの解決、そして、後半は舞台を過去のアメリカに戻して、今の事件が起こるきっかけとなった始まりの物語が書かれた2本立ての探偵モノになっているのだ
それぞれが独立して物語になってもオモシロイと思わせてくれる内容で、後半の物語なんかはけっこう引き込まれたねぇ
残すところ、シリーズも『シャーロック・ホームズの叡智』と『シャーロック・ホームズの事件簿』の2冊となったね~