off  the  ball

「清く、楽しく、オモシロク♪」
今日もガッちゃんはブログを書き続ける

はかたび、よかたび。~赤煉瓦文化館~

2015-07-04 | ガッちゃんの旅。

うどん平さんでごぼう天うどんを食べた後は、雨が降りしきるなかブラブラなんてできないので、とりあえず宿泊先へ向かうことに

今回泊まったのは、金沢に続いて2回目のゲストハウス

ゲストハウスとは、いわゆる素泊まり、相部屋、2段ベッド的な安く泊まれて、海外のバックパッカーさんがよく利用するトコロなのだね

博多にも何件かあるんだけど、そのなかでガッちゃんは中洲から近いゲストハウス界音さんに泊まることに

写真を撮り忘れたけど、ステキな建物とスタッフさんだったねー

で、ゲストハウスにチェックインして少しくつろいでから向かった先が赤煉瓦文化館

この建物は、明治時代の建築家辰野金吾工学博士、片岡安工学士の設計により、日本生命保険株式会社九州支店として明治42年に竣工

ドームや小塔、屋根窓を配した銅板葺きの屋根や赤煉瓦と白い花崗岩の外壁は、19世紀末の英国様式を応用したものなのだ
そして、昭和44年に国の重要文化財に指定されたのを機に福岡市に譲渡され、長く歴史資料館として活用された後、平成6年からは赤煉瓦文化館として市民に親しまれ、平成14年に福岡市文学館を開設して、文学に関する様々な情報を収集・提供しているのだね

で、ココ、無料で入れて観光客が誰もいないなので、ゆったりと英国様式の洗練された内装を見ることができる穴場スポットなのだね


海街diary

2015-07-04 | オススメ本&映画&音楽♪

吉田秋生さんのコミックが映画化された「海街diary」

しかし、コミックを読んだこともなく、どんな物語かも知らないまま、4姉妹が綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずという凄さに惹かれ、観に行っちゃったのだね

で、物語はというと、鎌倉で暮らす3人の姉妹に父が亡くなったという報せがあり、参列した葬儀会場で異母妹の中学生・すずと出会う。父を亡くし、義母とその連れ子と暮らしているすずを見て、長女の幸が鎌倉での同居を勧め、4人での同居生活が始まる、、、というかんじ

とりあえずは、相関関係が複雑すぎて、映画を観ながら頭のなかで整理していかなきゃならないから、ちょっとタイヘンだったねえ

なぜ3姉妹だけで生活しているかと言うと、まず父親が借金をかかえ、女をつくって出ていき、その後、母も男をつくって出ていったため、祖母と3姉妹での生活が始まり、その祖母も亡くなってしまったため、3姉妹で生活している。で、たまに、祖母の妹である大叔母さんが様子を見に来てくれたりする。で、異母妹のすずは、父親の2人目の奥さんの子どもで、父親が亡くなったときは、3人目の母親と暮らしていたというコトになるのだね

4女のすずは、3姉妹に迎え入れられ、鎌倉という新たな土地、新たな中学校でサッカーに打ち込み、周りの人に温かく受け入れてもらいながらも、父親を奪った母の子としての負い目や自分には居場所がない、周りの人を傷つけるだけの存在と感じ、それをなかなか打ち明けられない苦しさを抱えながら生活していく。それが3姉妹への言葉遣いとか同級生の男の子との距離感から読み解け、さらに打ち解けていくトコロが絶妙なんだねー

長女の幸も、長女としての責任感から次女・佳乃、三女・千佳、四女・すずの母的役割をしながら、自分自身、妻のいる男性と付き合っていることや母との確執と向き合いながら前へ進んでいくのだね

この似た2人を絶妙にサポートするのが次女と三女なんだけど、コレがまたもう映画館で観てください

 

4姉妹がカワイイだけの映画だったらどうしようという一抹の不安があったけど、そんなことはなく、日々淡々と流れていく生活のなかで、固まったココロが解け、前へ進んでいく姉妹のココロのつながりと歩みというのが温かくてステキだったね。そこに鎌倉のゆったりとした風景とBGM、美味しい料理が色を添えられてさらに良かった

脇役もリリー・フランキーさんや風吹ジュン、堤真一、大竹しのぶ、加瀬亮などガッチリ固められていて良かった。あと、レキシの池ちゃんが登場していたのはオドロキだったね

海街diary