夜のピクニック

恩田陸『夜のピクニック』新潮社、2006．

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だっ た。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語ら いつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。（新潮社ＨＰより）

大きな事件もなく、ただ北校の伝統行事である「歩行祭」を描いた小説なんだけど、何ていうか、青春なんだよね
甲田貴子と西脇融。２人の近くて遠い距離感が周りの親友や邪魔者（？）によって徐々に縮まっていく感じ、めちゃめちゃ固まっていたものが徐々に解れていく感じ、歩行祭を通して少しずつ、確実に変化していくココロの様相がとっても新鮮と言うか、爽やかと言うか、、、
言葉が全然まとまらないんだけど、それこそ青春なんだよね

読みながら自分の１８歳のときを思い出したね～

青春を感じたい方はゼヒ読んでみてください