幼保無償化に何千億円も投じるより前にまず待機児童解消に予算を振り向けてほしいということを何度も書いている(「待機児童」カテゴリーの記事一覧).だがそもそも待機児童解消などのための国の予算の一部は未消化であることが,佐藤一光「なぜ未消化? 国の育児支援予算」(週刊エコノミスト6月19日号)で考察されていることを知った(朝日新聞2018-6-28).
国の支援メニューは多様だが,それが細分化しすぎているため,自治体や事業者にとって使いづらいものとなっているようだ.
税金を投入する以上,あまり野放図な使途では困るが,それでも消化されないのでは意味がない.利用する側の声も聞いて,必要なところに予算が回る仕組みにしていかないと,上でいくら予算を決めても無駄になってしまう.
国の支援メニューは多様だが,それが細分化しすぎているため,自治体や事業者にとって使いづらいものとなっているようだ.
税金を投入する以上,あまり野放図な使途では困るが,それでも消化されないのでは意味がない.利用する側の声も聞いて,必要なところに予算が回る仕組みにしていかないと,上でいくら予算を決めても無駄になってしまう.