リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

「桜」問題:木を切った少年が「記憶はない」と答えたら?

2020-03-03 | 政治
朝刊(朝日新聞2020-3-1)の引用が面白かったので紹介したい。
〈庭の桜の木を切った少年が、親に叱られるのを怖れて、切ったのは自分でないと言えば、嘘である。切ったのは自分だと言えば、それがほんとうで、少年は正直である〉
ここまでは米国初代大統領ワシントンの少年時代の有名なエピソード(ただし、伝記作者の創作と言われている)。
〈そのときもし少年が「切ったという記憶はない」とか、「そういう質問に答える義務はない」とか、「誰が切ったのかは後世の歴史家が決定する問題である」などと言えば、それはごまかしで、少年には将来政治家になる資質が備わっているということになろう〉
安倍首相が国費を使った「桜を見る会」を私物化して後援会活動に使っていたという疑惑に向けた皮肉と思われるが、実は評論家の加藤周一氏が20年前に書いたものだそうだ。


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