■ argentiere ■ つぶやきブログ

アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

2つ同時に完成!

2015年06月12日 23時00分08秒 | 教室
今日は教室がありました。

まずは課題作品コースのSさん、前回宿題にしていた「コンビネーションリング」の鏡面仕上げのチェックから。

鏡面仕上げ、楽しいみたいでピッカピカに磨いてきて下さいました!





斜めにトップを付けて正解でした!シンプルですがとても個性的なリングに仕上がりました。

そしてもうひとつの課題「グラスハーモニー」のブローチ。

針づくりを宿題にしていたのですが以前、針を削りすぎて短くなってしまったことがトラウマになっているようで針先を整えきれずにいました。

ポイントをお伝えしながらもう一度針を削って整えて頂いて針を取り付けたら完成!





クリアベースのダイクロガラスを使っているのでとても涼やかな印象のブローチに仕上がりました。

細かいシリンジも効果的です。

そして次の課題「さざ波のペンダント」前回それぞれのパーツ(クローバーの葉っぱや茎)を作って乾燥したところで終っていたのでその続きから。

それぞれのパーツをヤスリで整え、形を揃えていきます。

クローバーの葉っぱ4枚中2枚にはテクスチャーを付け少しずつ葉っぱをずらしながら組み立てます。

最初は2枚更に1枚追加と一気に組み立てるのではなく少しずつ。

Sさん、重ね具合でなんだか最後の葉っぱがとっても浮いてしまう結果となったので急遽そこに茎を差し込むことに。

乾燥してみるとちょっとアンバランス。

それを解消すべく見本にはないのですが雫のモチーフを作る事を決めたところで時間となりました。

次回までに出来る範囲で作業を進めてくることを宿題にしました。

そしてフリーコースのOさん。

焼成をしてブラシがけをし、あとは石をカシメて留めるだけになっていたペンダントトップ、穴を開ける位置が少しずれていたために入れる予定だった天然石のビーズが入らず、それよりも小さいビーズを探してくるまで保留となっていたペンダントトップ、石を購入してきたということで合わせてみることに。

うーん微妙に穴の位置がやはり逢わず入らない(泣)

色々と試行錯誤してみて最後、天然石のビーズの穴をピンバイスで広げてみることに。

これがなんとやわらかい素材の石だったようで簡単に穴を広げることに成功!

早速枠に合わせて銀線を通してみると・・・入った!!

これには私も生徒さんともども大喜び。

せっかく作ったのにあきらめないで良かったと、早速イモ槌を使ってカシメて最後はヤスリで叩いた後をなじませれば完成!

出来上がったペンダントトップがこちら





王冠をかぶった王子様みたいに見えます(笑)

王冠の後ろにバチカンとなる金具をロウ付けしています。

本当に出来上がって良かった!

Oさん、8月に愛知県で行われる常滑焼まつりに参加して今作っている作品を販売するそうです。

なので他にも色々とそれまでに作らないと!と意気込んでおります。

次に作り始めたのは以前作った蜘蛛の巣リングのペンダントバージョン。

シリンジで蜘蛛の巣を作りペンダントにするらしい。

その時の型紙を引っ張り出してシリンジ線をその通りにのせて一旦乾燥。

とここで時間となりました。

次回は作りかけのリングもあるので同時進行で色々と作業を進めていく形になります。

酸化されるお祭り8月中旬と言うことなのでそれまでに作品作り頑張りましょう!

■ argnetiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

次々完成!

2015年06月06日 22時00分58秒 | 教室
今日も1日教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのYさんと課題作品コースのM・Tさんです。

まずはフリーコースのYさん、前回制作途中だった特別研究クラスの作品出来上がったということで見せて頂きました!

チョーカー





リング





チョーカーのトップは出来上がったのですがチョーカー部分(ペンダントでいうチェーン部分)をどんなものを持ってくるかとても悩んでいるということでした。

ボリュームのあるトップだけに華奢なモノではなくそれなりにしっかりとした革紐やワイヤーがいいのでは?とお勧めしてみましたがはたしてどうなる事やら。

飾っておくだけはもったいないので是非身につけて頂きたいです!

というわけで今日はこの前の全国セミナーの「シャインストーンリング」を作ることに。

全国セミナーでは4mmのラウンドカットの合成石を使いましたが3mmにしてアレンジすることに。

まずは土台となる平打ちリングをサイズに合わせて作っていきます。

リング自体はそんなに大変ではないのでレシピ通りにサイズ取りをして平らにのばした粘土をカット、木芯棒に巻き付けていきます。

乾燥している間にタガネの制作。

Yさん、タガネで留めるという技法は初めてなので道具のタガネ作りから。

そう、彫金では道具を自作するということも多々あります。

今回は覆輪を倒すときにも使う石留用のタガネを加工していきます。

といってもタガネの形としてはとってもシンプル、アートクレイ倶楽部で販売しているタガネ(赤タガネ)は先がカットされているのでその部分を整えるところから始められるので楽ちん!

彫金工具を売っているお店やハンズなどではカットされていないモノが販売されている(私が見たときは)のでカットするところから始めなくてはいけないのですがその工程は飛ばして、断面を平らにヤスリがけ。

しかし、アートクレイの乾燥体をヤスリがけするのとはわけが違うので初めて削るYさんは苦戦。
実は平らにヤスリがけするというのがとても難しいのです。

シンプルな形を作るのって自分でもちゃんとできていないというのがはっきり分かってしまうだけにツライです。

ちょっとだけお手伝いして何とか形を整えて後は鏡面にするだけというところで時間となりました。

次回までにタガネの先端を鏡面にしてくることと、リングの乾燥体の形を整えてくることを宿題にしました。

さて課題作品コースのM・Tさん、前回焼成してブラシがけと石留、針作りを終えた「森の小枝のブローチ」宿題の鏡面と磨きヘラで仕上げてきて下さったのでいよいよ針を取りつけます。

方向を間違えないようにして合体!

そして出来上がったブローチがこちら





合成石はクリア、ミントグリーン、アークティックブルーの3色。とても涼やかな色で夏らしいです。

そしてその次の課題の「エレガントな流線リング」こちらも少し形を整えたら焼成!

焼成後はブラシがけをし、シリンジをヘラで磨いってピカっとさせたら完成!

完成したリングがこちら







一周ぐるりとシリンジで模様を描いています。

と調子よく2つの作品が立て続けに完成!

この調子で次の課題「パールをあしらったツイストリング」。

この課題では片穴のパール(もしくは天然石)を芯を立てて留めるという技法を学びます。

M・Tさんはブルーレースアゲートという天然石を使ってリングを作ることにしました。

下準備が色々とありますが準備が出来さえすればあっという間に制作が進んでいきます。

まずはデザインをどうするか決めていただきサイズを取った付箋を木芯棒に移し替え、デザインの下書きをしておきます。

そうすることで粘土を置いていく位置の目安とします。

後は加工したシリンジノズルを付けた空シリンジに粘土を入れ押し出し、それを手に持ち替えてひねりながら木芯棒に巻き付けていきます。

このひねりを入れるとぐっと立体的になってフォルムがエレガントになります。

そして銀線を埋める土台を作り、柔らかいうちに加工した銀線を差し込み乾燥。

乾燥後は接点など補強しつつ形を整えていきます。

形が整ったら焼成。

焼成後はブラシがけをし、部分的に磨きヘラをかけ、最後に片穴の天然石を銀線に取り付けたら完成!

完成したリングがこちら





天然石のブルーレースアゲートがやはり涼やかです。

そういえばM・Tさん、選ばれる色味が青系が多いような?
もしかして青好きなのかもしれません!

今度聞いてみよう!

そして次の課題、「ウェービーリング」リング続きですがサイズ取り等復習が何度も出来て手順が身に付きます。

この課題では甲丸リングの制作と色々なヤスリを使った彫りを入れ、最終的に鏡面仕上げにし、いぶしをするというものです。

まずは甲丸リングの制作。

材図を取った付箋を木芯棒に取りつけ、ひも状に伸ばした粘土をデザインに合わせて盛り付けていきます。

その際なるべく甲丸(断面がかまぼこ型)の形状になるよう、形を整えます。

やわらかいうちの造形が苦手な方は乾燥後がんがんヤスリで形を整えていっても良いのですが粘土のロスが少なくて済むのは粘土状態の時、完成形に近づけておくのが良いでしょう。

大体の形が整ったら乾燥。

とここで時間となりました。次回はリングの形を整えていく作業からです。

だんだんと難しい課題になってくるので大変ですが頑張りましょう!

■ argentiere ■ M



※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

今日もフル回転!

2015年05月30日 20時00分23秒 | 教室
今日は朝から教室、フル回転でした。

今日の生徒さんは課題作品コースのM・Tさん。

「森の小枝のブローチ」を制作中。

2つのパーツを合体させてテクスチャーを付けたところで終っていたのでその続きから。

横や色々な方向から見てテクスチャーの足りない部分があったり、接点の補強が必要なところがあったらペーストやシリンジで埋めていきます。

乾燥後、全体をスポンジ研磨材で引っ掛かるところがない程度にヤスリがけしたらひっくり返して裏側にブローチ金具を埋めるための穴を開けます。

まずは埋める位置に鉛筆で印を付け、そこにピンバイスで穴を開けていきます。

ブローチ金具の土台がすっぽり埋まる深さまでたまに様子をみながら彫り進めます。

2つ穴が開け終わったらシリンジを使って穴を埋め、そこに金具を押し込んではみ出た粘土を筆でなじませて乾燥。

乾燥後は土台から金具を外して埋まり具合を確認します。

あふれて噴火口見たいになっているところはヤスリで平らにし、土台との間に隙間があればシリンジ又はペーストでその隙間を埋めます。

最終的に全体の形をチェックしたら焼成!

焼成している間に次の「流線リング」の課題を進めていきます。

この課題ではSTという耐硫化の粘土を使って作っていきます。

まずは粘土の説明をし、リングのサイズ取りをして木芯棒にサイズを取った付箋紙を巻いて準備完了。

このリングでは平打ちリングを作るのでサイズ取りもひも状粘土とは若干違います。

粘土を平らにのばしてまっすぐカットし、木芯棒に巻き付けていきます。

付箋から浮かないように中心線からずれないように様子を見ながら形を整え、つなぎ目をなじませたら乾燥。

乾燥している間にブローチの仕上げをしていきます。

焼成後はブラシがけをして枝の切り口部分を鏡面仕上げしていきます。

そして石留。

今回はマーキスのスマート石枠4本爪を選択されたので爪を4本倒していきます。

ピッタリと石に沿うまで倒したら最後はブローチの針作り。

金具を装着して実際の金具の距離を測り適当な長さにカット。

カットした後は針先をヤスリで整えていきます。

針先は皆さん苦戦するのですがこれも慣れで何本も作っていくうちにコツをつかんで早く形を整えることが出来るようになります。

針先の中心がずれたり、平たくなってしまったりとだいぶ苦戦していましたがきれいな針先を作ることが出来ました。

テクスチャー部分の磨きヘラはご自宅でやってくることになったので完成は次回ということでリングに専念していきます。

乾燥出来たリングはヤスリで形を整え、リングの表面にシリンジで模様を描いていきます。

ランダムに線を描くときは下書きは要りませんが狙った模様にしたい場合は鉛筆で下書きをしておくと良いです。

ここからは慎重にシリンジ線をのせていく作業。

リングの土台から浮かないように注意しながら作業を進めて全体にシリンジの模様を施せたら一旦乾燥。

乾燥後は色々な角度からチェックしてリングとシリンジ線の間に隙間がないかまた模様の具合などを見て補強をしていきます。

補強が終わったらヤスリで形を整え最終的に全体のバランスをチェック。

とここで時間となりました。

次回、ブローチとリング一度に完成すると思うので楽しみです!

次の生徒さんは基礎コースのT・Kさん。

「トライアングルイヤリング」の課題、ご自宅で磨いてくることを宿題にしていました。

頑張って鏡面にしてきていただいたのでいぶし仕上げをすることに。

いぶしの手順をおさらいしながら下準備をし、いぶし液を作ったら作品を投入!

まっ黒にはしたくないということだったので色を見ながら引き揚げました。

ほんのり赤みがかった黒と言ったらいいんでしょうか。

素敵な色に仕上がりました。

出来上がった作品がこちら







写真だとなかなか色が分かりづらいと思いますが夕焼けの濃い色と言ったらいいでしょうか?

渋みのある良い色です。

モチーフは月と星です。

そして次の課題「葉っぱのペンダント」。

ミントの葉っぱをお持ちいただきました。

この課題ではペーストを適切な濃さに水で溶く、葉っぱに塗って葉脈のテクスチャーをきれいに取る、ペーストだけで作品を作れるということが勉強ポイントです。

いうなれば葉っぱにペーストを筆で塗っては乾かしを何度も繰り返す地味な作業です。

塗り方も均一な厚さに塗らないと強度がでないのでそこも気を付けながらになります。

ひたすら塗っては乾かしを繰り返しあと1、2層塗れば焼成出来るかな?と言うところで時間となりました。

次回は焼成してペンダントが完成すると思います!

最後は特別基礎コースのO・Aさん。

リングの課題に取り組んでいます。

前回乾燥させて荒く形を削ったところで終っていたので今日はその続き。

形を更にヤスリを使って整えていきます。

同じ幅の甲丸リングなので左右対称を気を付けながら整えていきます。

初めてにしてはとてもバランス感覚が良い!きれいな甲丸が出来上がりました。

いよいよ合成石を入れていくのですがO・Aさんクリアの2mmラウンドを10個入れたい!と気合十分。

まずは下書きをして埋める位置を決めていきます。

互い違いになるように配置するようです。

まずは下穴を開け、それからピッタリの穴を開けて埋めていくのですが石の深さは深くても浅くてもいけません。

ちょうど良い高さに全ての石を入れなくてはいけないのです。

それが10個!頑張れ!!

もっと大変なことになるかと思っていたら手際良く作業を進めて行き、最後焼成して終わりました。

仕上げは次回ですがキラッキラのリングが出来上がる予定なのでお楽しみに!

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

とんぼ玉人!?

2015年05月29日 22時54分28秒 | 教室
今日は府中工房で朝からスリーストーンセミナーを受けてきた後、夜教室がありました。

会社帰りにいらしていただいたのは基礎コースのY・MさんとフリーコースのT・Mさん。

まずはY・Mさん、「森の小枝のブローチ」と「ナチュラルフォルムのトップチョーカー」の2つを並行して制作中。

まずはブローチから。

前回2つのパーツを合体させ、テクスチャーを付けたところで終っていたので今日はその続きから。

テクスチャーの足りない部分を盛付けたり接合部分の弱そうなところを補強していきます。

乾燥が出来たら全体にスポンジ研磨材をかけ引っ掛かりがないように整えます。

ひっくり返して裏側にブローチ金具を埋めるための穴を開けます。

まずは埋める位置に鉛筆で印を付け、そこにピンバイスで穴を開けていきます。

ブローチ金具の土台がすっぽり埋まる深さまでたまに様子をみながら彫り進めます。

2つ穴が開け終わったらシリンジを使って穴を埋め、そこに金具を押し込んではみ出た粘土を筆でなじませて乾燥。

その間にチョーカーのパーツの形をヤスリで整える作業。

中子の形に合わせてヤスリで整えるのですがかぶせた粘土が薄くなり過ぎないように合わせめの盛り上がりだけをなるべくヤスるようにします。

中が透けて見えないのでここはもう感覚をたよりに削っていくしかないのですが・・・。

そうこうしているうちにブローチが乾燥出来たので土台から金具を外して埋まり具合を確認します。

あふれて噴火口見たいになっているところはヤスリで平らにし、土台との間に隙間があればシリンジ又はペーストでその隙間を埋めます。

隙間を埋めたところで時間となりました。

次回、2つとも焼成出来ると思うので楽しみです!

そしてフリーコースのT・Mさん。

前回とんぼ玉を使った(とんぼ玉を顔に見立てて作った)オブジェ、まだとんぼ玉が余っているということで仲間を制作するらしいです。

ご自宅ですでに途中まで制作してきていました。

この前は体育座りしていた子、今回は四つん這いになっている子、もう一つはシルクハットをかぶっている子になる予定だそうです。

小さい粘土の塊を盛り付けては削りを繰り返して独自の世界を表現していきます。

立体の表現はとても上手いT・Mさん、黙々と作業をこなしていきます。

本当にミリ単位の作業なので向かい合っている私からは細かすぎてよく分かりません(笑)

あらかた形になったところで見せて頂きましたが四つん這いの子、とってもプリケツで可愛い!

思わずお尻をなでなでしたくなるフォルムです。

シルクハットをかぶった子も身体部分をどうするか悩み中らしいのでとても楽しみです。

この2体をあらかた作ったところで時間となりました。

次回は焼成出来ると思うので楽しみです!

■ argentiere ■ M

未完成だけど。

2015年05月26日 23時00分41秒 | 教室
今日は教室がありました。

まず午前中いらしたのは課題作品コースのSさん。

「コンビネーションリング」と「グラスハーモニー」を制作中。

まずはリングから、前回トップに使うパーツを焼成したのでその続きから。

焼成したパーツに覆輪部分のひも状粘土を巻き付けていきます。

巻き付けた粘土が浮かないように押さえながらつなぎ目をなじませ乾燥。

乾燥が出来たらヤスリで形を整え、平らにのばした粘土で作った底板を貼り付け乾燥。

その合間にブローチの制作を進めます。

ご自宅で出来る限り形を整え、補強してくることを宿題にしていたのでそのチェック。

まだ補強が甘い箇所があったので底を補強し乾燥したらいよいよブローチ金具を取り付けていきます。

ブローチは2個目ですが前回とまた違うタイプのブローチ金具(貼り付けタイプ)を使うのでその説明。

付ける箇所にシリンジで土台を森付けたら柔らかいうちに埋め込みます。

しっかりと土台が見えなくなるまで埋めたら乾燥。

乾燥後はヤスリをかけて形を整えたら焼成ですがここで時間となりました。

ガラスの焼成は時間がかかるので焼成のセッティングだけしていただきあとは預かり焼成することになりました。

次回はリングが焼成出来るかな?頑張りましょう!

そして午後は府中工房へ講座を受けに行き、帰ってきてから夜も教室。

今日は大忙しです。

夜、会社帰りにいらして下さったのはフリーコースのOさん。

前回、カシメのペンダントを作っているのですが穴を開けた位置がずれていたようで用意していた天然石のビーズが入らなくなってしまいました(泣)

リベンジと言うことで天然石のビーズをサイズダウンして購入してきていただきました。

そして合わせてみると・・・銀線は通るのですが隙間が空き過ぎてカッコ悪い(+o+)

というわけでもう少し大きいビーズを再度買ってきて頂くことになり、それまで石留はお預け。

今日はゴールドフィルドのワイヤーを使ったリングのトップ作りを進めることに。

このリングを作るためにゴールドフィルドのワイヤーを2種類購入していただいているのですが更にもう一つ、手持ちの銀線でもリングを一つ作ることにしました。

なのでもう一つ、トップを制作することにしました。

どの合成石にするか選んでいただきます。

石はシンプルにラウンドカット、色は深い赤です。

こちらも平らにのばした粘土に埋めて大体の形に回りをカット、乾燥させます。

その間に前回、合成石を埋めて乾燥させたところで終っていたのでヤスリで形を整える作業。

並行しながらの作業なのであっちを作ったりこっちを作ったりで、最初に作っていたトップは無事に焼成出来ました。

とここで時間となりました。

次回までに天然石、ちょうど良いサイズが見つかると良いのですが・・・。

■ argentiere ■ M


大漁!

2015年05月23日 22時00分33秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日は今年一番大忙し!入れ替わり立ち替わり生徒さんがいらっしゃいました。

まずは応用コースのT・Fさん、前回から取り組んでいる「ウェービーリング」の課題。

リングの形をヤスリを使って甲丸に整えていきます。

中目の大きいヤスリを使って大胆に削っていき大体の形が出来たところで細かな部分はスポンジ研磨材や耐水ペーパーを使って整えていきます。

良い感じになったところでなんだか怪しい筋が!?

そこを削っていくと穴が空いてきて更にその穴に針を入れてみると横に長く空洞が続いている様子(汗)

きっと粘土を練って形を作った時に空気が中に閉じ込められてリング状にした時、空気の層がミルフィーユの用になってしまったのでしょう。

粘土の量を多く扱う作品の場合、練る時に空気を閉じ込めてしまう確率が高くなります。

こうなったら空洞を全て彫り出してその部分に粘土を詰めて埋めるしかありません。

ただ、分からないで焼成してしまうと割れやひびの原因になるので乾燥体の時点で分かった方が結果的には良かったです。

ここで時間となったので次回までに穴を埋めてくることと、彫りのデザインを下書きしてくることを宿題にしました。

次にフリーコースのT・Mさん、今日は2コマご予約いただいています。

色々と並行して作っていらっしゃるのですが今日、焼成出来たのは「蛾」と「蟹」のそれぞれペンダントトップパーツ、これらに樹脂を施して完成となるので焼成は出来ましたがまだ完成ではないのでお写真はまた今度。

今日完成したのは、とんぼ玉を使ったオブジェ。といってもとっても小さい可愛らしいものです。

とんぼ玉はT・Mさんがとんぼ玉の教室で制作していらした自作のモノ。

これを何とかシルバーと組み合わせられないかと考えて作ってみたそうです。

胴体と帽子がシルバーで顔の部分がとんぼ玉になっています。
それを銀線でカシメて留めています。出来上がった作品がこちら。

正面


横から


体育座りしていて頭でっかちでとっても可愛らしいオブジェが出来上がりました。

高さは2cmくらいなので身体と帽子はとても小さいのですが細かいところまで丁寧に作られています。
とんぼ玉はまだあるみたいなのでこのシリーズをいくつか作りたいとおっしゃっていたので楽しみです!

そして課題作品コースのM・Tさん、3コマご予約いただいています。

まずは「葉っぱのペンダント」から。

前回最後の乾燥をしたところで終っていたので引っ掛かるところだけスポンジ研磨材をかけて焼成!

焼成後はブラシがけをし、部分的にヘラで磨いて金具を取り付ける穴をピンバイスで開けチェーンを付けたら完成!

完成したペンダントがこちら





とてもきれいにテクスチャーがとられているので本物そっくりに仕上がりました!

そして次の作品、「レーシーなボールイヤリング」です。

前回コルク粘土で中子を作ったところで終っていたのでその続き。

中子にシリンジをのせていくのですがランダムにシリンジ線を出すのではなく、模様にしたいということでまずは下書き。

イヤリングなので同じ作業をもう一つにもほどこします。

それからはひたすらシリンジをコルク粘土の土台にのせていく作業。

模様を描き終ったら一旦乾燥させて接点の弱いところをペーストやシリンジで補強し差し丸カンを埋めて乾燥。

最後にスポンジ研磨材でバリを取ったら焼成。

焼成後はブラシがけをし、ヘラで磨き金具を付けたら完成!

完成したイヤリングがこちら





鳥かご風なイヤリングの完成です。

夏に向けて涼しげで軽いイヤリングが出来ました。

そして次の課題、「森の小枝のブローチ」です。

まずはデザインを決めて頂き紙に下書きをします。

その下書きに合わせてひも状に伸ばした粘土をのせて形作っていきます。

柔らかいうちに石枠を差して乾燥。

これを2つ作ります。

乾燥出来たら耐水ペーパーを使って裏を平らにし、表もスポンジ研磨材を使って形を整えます。特に鏡面に仕上げる箇所は丁寧にヤスリがけをしておきます。

2つのパーツが出来たらそれらをペーストやシリンジを使って合体させ乾燥。

乾燥が出来たら接点の弱いところを更に補強して乾燥。

乾燥後、くっつけた部分をざっとヤスリで整えたらペーストで表面にテクスチャーを付けていきます。

テクスチャーが表面全体に付いたところで一旦乾燥。

乾燥後、テクスチャーの足りないところを更に付けたしたりバリをスポンジ研磨材で整えたりしたところで時間となりました。

次回、引き続きブローチの制作を続けていきましょう!

最後の生徒さんは特別基礎コースのO・Aさん。

2つ目の課題、リングの制作です。

初めてのリングなので最初にサイズの取り方や下準備の方法を説明してから始めます。

デザインは宿題で考えてきていただいたのでそれを元に進めることに。

甲丸に近い形のリングなのでまずひも状に粘土を伸ばしていきます。

今日は部屋の中が暑かったせいもあり除湿をしていたのが原因かもしれませんがいつもよりも粘土の乾燥が早いようです。

何度か練り直しをして保湿しながら作業を進め、木芯棒に粘土を巻き付け乾燥。

途中で木芯棒からリングを外し、再度乾燥。

乾燥後はヤスリで形を整えていきます。

同じ太さで形を整えたいということだったので削りすぎに注意しながら中目ヤスリで同じように形を削っていきます。

大体の形が整ったところでスポンジ研磨材で更に滑らかに表面を整えていくのですがここで時間となりました。

次回は更にリングの形を整え、合成石を付けていきます。

どんなリングが出来上がるか楽しみです!

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

やりすぎ注意!!

2015年05月22日 19時43分22秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは課題作品コースのSさん、「コンビネーションリング」と「グラスハーモニー」を並行して制作中。

まずはコンビネーションリングのリング部分から。

前回リングを出来る範囲で形を整えてくることを宿題にしていました。

いつも削りすぎてしまうSさん、今回のリングもだいぶ細身になっていました。

最初は甲丸にするとおっしゃっていましたがなんだか甲丸じゃなくなっている・・・。

ま、課題には甲丸にするというのは入っていないのでこれ以上細くなってもトップとのバランスが宜しくないので今回は何となく甲丸で妥協することにしました。

それと前回忘れてきたトップパーツの中子、ちゃんと持ってきて下さったのでその中子に平らにのばした粘土をかぶせて乾燥。

乾燥後はヤスリで形を整え、焼成。

本来はこの部分は金粘土を使うのですが値段が高いので銀粘土で代用。

作り方の手順を覚えて頂きます。リングはここまでにして「グラスハーモニー」のブローチの制作の続き。

前回、ガラスパーツの周りを粘土で囲い、テクスチャーを付けてから平らな粘土を周りに付けてお花のような形にしたところで終っていたので全体の形をゴム板に鉛筆で書いてくることを宿題にしていました。

全体がハートっぽい形になるようです。

その下書きに沿ってグレーのシリンジで外枠を作り、更にブルーのシリンジで透かしを施します。

ブルーはとても細かいのでなるべく接点を多くして強度を出さなくてはいけないので色々な方向から見ながら強度の弱そうな部分を補強します。

一旦乾燥させたところで時間となりました。

次回、リングの方は焼成出来そうです。

だんだん課題も終盤に入ってきたので複雑な課題になってきて仕上がるまでに時間がかかりますが根気よく頑張っていきましょう!

■ argentiere ■ M

審査課題のブローチデザイン

2015年05月20日 23時00分47秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは審査課題コースのMさん、前回審査課題のリングを焼成し、ペンダントを制作中。

リングが完成するのとペンダントももうそろそろ焼成出来そうなのでブローチのデザインを宿題にしていました。

早速考えてきて下さったデザインを見せて頂いてアドバイス、なかなか全てのポイントをくまなく1つの作品に盛り込むというのは大変なので何回かデザインのやり取りをすることが多いのですが今回は少し、手直しするくらいで大丈夫だったので今日から並行してブローチも作ることにしました。

まずはブローチのパーツ作り、小さめのパーツを沢山作らなくてはいけないので最初に2,3個作って形を決めることに。

平らにのばした粘土を下書きよりも一回り大きい大きさにカット、とりあえず乾燥させてヤスリで形を整えることに。

乾燥させている間にリングのいぶし仕上げをします。

重曹で脱脂してからいぶし液を作りリングを投入。

好みの色になったところで引き上げて色止めをします。

Mさん、青緑色のところで色止めしました。合成石の色もまっ黒にいぶすよりも青緑の方が映えるので良い感じに出来上がりました。

リングはこれで完成なので後はペンダント、とブローチです。

ペンダントは彫りが途中だったので彫りを引き続き入れる作業。

それが終わったら裏付けバチカンを埋めていきます。

適当な深さの穴を開けたらシリンジで裏付けバチカンを埋めて乾燥。

とここで時間となりました。

次回までに出来る範囲でブローチのパーツを作ってくることを宿題にしました。

ペンダントは完成間近なので後はブローチのみ!ラストスパートで頑張りましょう!!

■ argentiere ■ M

三日月のペンダント課題完成!

2015年05月16日 22時00分14秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは応用コースのT・Fさん、「三日月のペンダント」と「ウェービーリング」の課題を制作中。

まずはペンダントの方から。

前回焼成したところで終っていたので全体を磨き、部分的に鏡面仕上げにしてくることを宿題にしていました。

鏡面のところがあと一歩だったのでそこだけ磨き直していただいてチェーンを取り付けたら完成!

完成したペンダントはこちら





四角いモチーフで全体の統一感を出しています。
左右対称のデザインは全体のバランスが難しく、そこを一番苦労されていました。

そしてもう一つのウェービーリング。

前回ざっくりとした形を整え、乾燥させたところで終っていたので今日は甲丸の形に整えていきます。

最初にリングの内側に天地左右の印を付けてから作業に取り掛かります。

まずはリングの厚み(高さ)を整えます。

T・Fさんは同じ高さに揃えたいということだったので一番低い部分に合わせて削って整えます。

大体の形が整ったら今度は幅を整えていきます。

やはり全体を同じ幅に整えたいということなので幅のせまい部分に合わせて全体をヤスリがけします。

最後に甲丸の形(かまぼこ型)に削るのですがここで時間となりました。

次回までに甲丸の形に整えてくることを宿題にしたのですがどこまでできるかな?楽しみです。

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

ガラスのフュージング結果

2015年05月15日 23時00分03秒 | 教室
今日は1日教室の日でした。

最初の生徒さんは課題作品コースのSさん、「グラスハーモニー」と「コンビネーションリング」を並行して制作しています。

まずは前回ガラスをカットしてフュージングしたパーツ、ガラスを徐冷している時に時間となったのでそのままお預かりしておりました。

ダイクロのクリアベースを使ってクリアのガラスを上にのせ4つフュージングしました。

ダイクロのクリアベースは金属箔の貼ってある面とガラス面はよ~く見ないと間違えやすいのでその点を注意してクリアのガラスをのせましょうとお話ししながらセッティングしていたのですが4個中、3つが箔が下になっていて真中に箔が挟まっていたのは1個だけ。

分かっていて箔を下に向けたのならば良いのですが箔の見分け方がイマイチご理解いただけなかったようです。

復習も兼ねてもう一度見分け方をお教えし、次の工程に進むことにしました。

この課題ではガラスパーツの周りにひも状にのばした粘土を巻き付けてそれにテクスチャーを付けていきます。

テクスチャーを付けたら一旦乾燥させ、その間にリングの作業を進めます。

前回、リングの形を作り乾燥させたところで終っていたのでヤスリを使って形を整える作業にとりかかります。

リングの形は指定がないので好みの形と言うことになるのですが甲丸の形にすることにしました。

左右対称を心がけながら削っていきます。

ガラスパーツの方はかんそうが出来たら更にその周りに薄く伸ばした粘土で飾りを付け乾燥させます。

Sさんはトップパーツ全体がハートに見えるように4つのパーツを組み合わせて作ることにしました。

手前から1枚ずつ貼り付け2枚つけたところで一旦乾燥。

乾燥後は更に少し大き目の3枚目を貼り付け4枚目に取り掛かろうとしたところで時間となりました。

次回までにリングの形を整えてくることと、4枚目のパーツをくっつけて全体のデザイン画を描いてくることを宿題にしました。

どこまで作業を進めてこられるか?楽しみです。

次の生徒さんは基礎コースのT・Kさん、2作品目の「トライアングルイヤリング(ペンダント)」の制作中。

この作品で初めてシリンジを扱います。

前回練習用のシリンジを使って色んな線の書き方を練習し、ご自宅でも練習をしてくることを宿題にしておりました。

まずは練習の成果を見せて頂くことに。

だいぶ練習されたようですがやはりまだシリンジのコツがつかめていないご様子。復習がてらもう一度一緒におさらいし、自信がついたところで本番のシリンジに持ち替えます。

前回ペンダントの土台を作ってヤスリで形を整えるまでは出来ていたので模様を下書きし、その通りにシリンジをのせていきます。

生乾きの段階で指を使ってシリンジ線をつぶして平らにしていきます。

シリンジの模様を付け終わったところで平らにのばした粘土をカットし、飾りとして土台に貼り付け乾燥。

乾燥させたらヤスリで形を整え、金具を付ける穴をピンバイスで開けたら焼成。

焼成出来たところで時間となりました。

次回までにブラシがけと部分的に鏡面仕上げすることを宿題にしました。

どんなペンダントに仕上がるか楽しみです!

そして最後はフリーコースのOさん、「カシメのペンダント」を制作中、前回全てのパーツをロウ付けし、今日はいよいよ天然石のビーズを留める作業です。

その前にヤスリがけをしてロウ付けの余分なロウを落とし、最終的な形を整えたりします。

いよいよ天然石のビーズをセッティングします。

10mmのビーズに銀線を通して串刺し状態にするのですがナントここで思わぬことが!?

穴の位置、慎重に印を付けて開けたのにずれていてどうやってもビーズが止まらない(泣)

かなり穴がずれているので10mmのビーズを入れるのはあきらめ、8mmのビーズに作戦変更。

私の手持ちのビーズで一旦確認したところ8mmならちゃんとおさまることが分かったのでとりあえず良かった。

ご自宅に8mmのビーズお持ちだということでこちらはそのビーズを持ってきていただいてから留めることにしました。

これと並行して作っているのが「ゴールドフィルドのリング」前回トップパーツに合成石を埋め、乾燥させたところで終っていたのでその続きから、ヤスリで形を整えていきます。

合成石の形に合わせて周りの粘土を削っていくのですがこの時点で削りすぎて薄くし過ぎてしまうと焼成した時にひび割れや割れの原因になってしまうのである程度のところで辞めておきます。

更に薄く削りたいときは焼成後にヤスリがけして整えます。

形を整えているところで埋めた方が良い傷が出てきたのでその修正をしようとしたところで時間となりました。

次回は無事にペンダント仕上がるでしょうか??めげずに頑張りましょう!

■ argentiere ■ M




太陽のペンダント

2015年05月09日 22時00分59秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは特別基礎コースのO・Aさん。

特別基礎コースは資格を取ることが目的ではなく自由に作品を作るためにアートクレイの基礎を6回で学ぶというコースです。

最初の課題は基礎コースの生徒さんと同じく「星座のペンダント」前回、焼成まで終わっていたので今日は鏡面仕上げやヘアライン仕上げ、いぶし仕上げを学びます。

まずは平らに整えて置いた裏面を鏡面にしていく作業。

荒いヤスリから番手をあげていって傷を取っていきます。

これが地道な作業で最初はかなりめげていましたがだんだんピカピカになっていくにしたがってモチベーションが上がってきて最後、シルバークロスにピカールを付けて磨いた時にはとても喜んでいらっしゃいました。

頑張って磨きあげた成果が目に見えるので苦労が報われます。

表はテクスチャーがあるのでヘアライン仕上げにしていきます。

こちらは赤スポンジのみをかけて仕上げのテイストの違いがはっきりわかるようにしておきます。

そして最後にいぶしの作業。

いぶし液を作り、作品を入れまっくろになるまで放置。

良い感じの色になったら取り出して洗います。

最後にテクスチャー以外のいぶしを取って金具を付けたら初作品の完成!!

表(太陽モチーフ)


裏(鏡面)


課題のタイトルに星座とありますがこのようにイラスト(モチーフ)でも構いません。

O・Aさんは謎の教団のペンダントだ!とおっしゃっていましたが、エスニックな感じで夏っぽいと思いました。

次回はリングの制作、デザインを考えて頂くことを宿題にしました。

今度はどんなデザインを考えてきていただけるか楽しみです!!

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

ガラスのフュージング

2015年05月08日 22時00分21秒 | 教室
今日はゴールデンウィーク明けてのお教室がありました。

まずは課題作品コースのSさん、「コンビネーションリング」を制作中。

コルク粘土で中子を作ってくることを宿題にしていました。ただいらしたのが先週でコルク粘土が乾燥するのには10日くらいかかるので今日はその中子の形をチェックするだけ。

作ってきた形、本当はもっと高さを抑えたかったとおっしゃっていたのでカッターでカットして高さを調節することにしました。

まだ生乾きだったのでカットしやすかったようです。

トップパーツは中子を乾燥してからなのでとりあえず引き続きご自宅で乾燥してくることにしました。

そして今日はリング作りと並行してガラスのフュージングを行います。

ガラスのフュージングは時間がかかるのであらかじめ先にガラスパーツを作っておかないといけません。

ガラスのカットから行って好きな大きさにフュージングします。

ガラスそのものは前回クリアガラスとダイクロガラスを1枚ずつ購入していただいたのでまずはカットの仕方を説明し、どんな大きさに切るかペンで印を付けて頂きます。

その印に沿ってダイクロとクリアガラスをガラスカッターでカット。

一度に6個くらいはフュージング出来るのですがSさんは4つのパーツを作ることにしました。

カオウールボードにセラシートを敷きガラスをセットしたら室温から電気炉に入れます。

後は設定温度になるまでリングの方の制作を進めます。

リングはトップパーツが出来上がっていないのですが大体の形を想像してリングの太さをどれくらいにするか形をどんな形にするか決め、造形していきます。

Sさんはひも状ですが高さを押さえて少し甲丸に近い形を目指すそうです。

大体の形を作ったらこちらも乾燥。

その合間にも電気炉内のガラスの形を確認しながら温度を調節します。

ガラスの形はほぼ丸にするということだったので少し高めの温度設定にし、時間を計りながら様子を見ます。

適当なところで電気炉の電源を落とし、徐冷していきますがここで時間となりました。

リングとガラスはお預かりと言うことになりました。次回、いよいよ中子も乾燥し、ガラスパーツも出来上がったのでどんどん制作進めていきましょう!

もう一人基礎コースのY・Mさん、こちらは「森の小枝のブローチ」を制作中。

前回枝パーツ2つ乾燥させたところで終っていたので今日はその続きから。

それぞれの枝の形をヤスリで丁寧に整えたら枝のテクスチャーをペーストで付けていきます。

が、Y・Mさんのペースト乾燥してすぐには復活しそうになかったのでシリンジで代用。

シリンジの方がペーストに比べて水分量が少ないので水を足しながら塗り広げ、その部分を竹串で引っかいたり盛ったりして枝の表面のようなテクスチャーを付けていきます。

それを2つのパーツにほどこしたら合体させます。

ヤスリで枝の形を合わせてシリンジやペーストでくっつけるのですが合わせてみたら1つのパーツがちょっと短いことが判明。

こういうときは間に粘土をはさんで埋めつつ両方のパーツをくっつけます。

粘土ならではの修正方法です。

とりあえずくっつけたら乾燥。

乾燥している間に次の課題の「ナチュラルフォルムのトップチョーカー」の制作に入ります。

こちらもコルク粘土で中子を作ってくることを宿題にしていたので形のチェックから。

乾燥は充分できていたのですがやはり形がイマイチ気に入らない様子。

ということでカッターでカットすることに。

乾燥が充分できていたので硬くて切りにくかったようですが何とか2つパーツを作ったのでそれを平らにのばした粘土で包んでいきます。

包みにくそうでしたが何とか1つ目のパーツを包み終え乾燥させている途中で時間となりました。

次回、ブローチとペンダントトップ、また並行して制作を進めていきましょう。

■ argentiere ■ M

グラスハーモニーのブローチ完成!

2015年05月02日 23時48分38秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは応用コースのTさん、「グラスハーモニー」の課題を作っています。

前回焼成まで出来たので今日はブラシがけから。

全体をブラシがけしたらシリンジで作った枠や模様をヘラで磨き、ブローチの針を取り付けたら完成!

完成したブローチがこちら





中央のガラスはブラックベースのダイクロガラスにクリアのガラスをかぶせてフュージングしています。

華やかなピンクが花のモチーフにぴったりです。

ブローチとしてだけではなくペンダントとしても使えるようにしています。

そして次の課題「さざ波のペンダント」の制作に入ります。

この課題は平らにのばした粘土を立体的に重ねて焼成した後、金箔を貼り付けるというものです。

まずはどんな形にするか下書きを書いてから作業開始。

一番下の土台部分から、土台はシンプルな長方形なので平らにのばした粘土をカットして乾燥。

乾燥後は形をヤスリで整えたら2枚目。

やはり平らにのばした粘土を下書きに合わせてカットしていきます。

2枚目は1枚目にのせるときにウェーブを作っていくので慎重に形を合わせながら作業を進めていきます。

筆を差しいれながらウェーブの形を整えてはみ出た部分はカット。

軽くドライヤーで表面を乾燥させたらホットプレーとに移動させて乾燥。

とここで時間となりました。

次回、3枚目をのせ裏付けバチカンを付けて焼成までいけるでしょうか?

課題作品、これを含めて残るはあと2つ頑張りましょう!

■ argentiere ■ M

次々に完成!

2015年05月01日 22時00分39秒 | 教室
今日は教室がありました。

まずはフリーコースのYさん、最近は府中本部教室の中山先生の特別研究クラスの宿題をこちらの教室に来て行っています。

前回は花のパーツを大量生産していましたが今回は次のお花のリングのリング部分を先に作ることにしたようです。

細身の甲丸リングを作るとおっしゃっていたのでだったらモールドを利用してみては?と提案しました。

Yさんまだモールドを使ったことがなかったのでちょうどいい機会です。

モールドにオイルを塗り粘土を詰めて柔らかいうちに取り出してリングを作っていきます。

あっという間に甲丸の形が出来上がったのでとっても感激していました。

リングを乾燥させてトップを付ける部分を少し細くしたいとおっしゃったので削って形を整えることに。

まずは全体の形を整えて、リングの内側が乾燥によってへこんでしまったのでその部分に柔らかめの粘土をスパチュラで埋めて再度乾燥。

と乾燥させたところで時間となりました。

次回いらっしゃる時には特研で作っている小花のペンダントとリング、完成していると思うので楽しみです!

次は課題作品コースのSさん、「ウェービーリング」と「天然石のタイタック」の2つの課題を進めています。

まずは前回焼成して鏡面に磨いてくることを宿題にしていたリングから。

ピカピカに磨き上げてきて下さったので最後のいぶし仕上げをしていきます。

Sさんいぶしは初めてなので手順を説明しつつ作業を進めていきます。

いぶし終わったら再度彫ったところ以外のいぶしを取って磨いたら完成!

完成したリングがこちら





シンプルなリングなのでお洋服を選ばないで身につけられそうです。

そしてもう一つのタイタック。

ヤスリで形を整えてくることを宿題にしていたのでそのチェック。

1か所気になったところがあったのでそこだけ修正して頂いたら後ろにタイタックのピンを穴を開けて埋める作業。

一旦乾燥させて埋めたところの粘土をヤスリで整えたら焼成!

焼成後はブラシがけをし、ざっと磨いたらこちらもいぶし仕上げに。

先ほどのいぶしの手順を復習しながら一旦作品を真っ黒にしてその後シリンジのテクスチャー部分や覆輪部分のいぶしを軽くとって最後に石留。

金具を取り付けたらこちらも完成!!

かんせいしたタイタックがこちら





こちらのタイタックは息子さんへのプレゼントにされるそうです。

シリンジのテクスチャー部分がガンメタっぽい色になっていてとってもおしゃれです。

ターコイズの黒いネット模様といぶしがぴったり合って良い感じ。

これならきっと息子さんも大切に使ってくれることでしょう。

切りよくここで時間となりました。

最後の生徒さんは今日が2回目の基礎コースのT・Kさん、前回「星座のペンダント」の課題を作って焼成したところで終っていたので今日はその続き。

ブラシがけはご自宅でやってきていただいていたので鏡面仕上げをやっていきます。

平らに整えた裏面を鏡面にしていくのですが耐水ペーパーの荒いものから順番にかけていきます。

最初は大変ですが最初が肝心。

根気のいる作業ですがピカピカになっていく過程はとても楽しいです。

表はテクスチャーがあるので赤スポンジでヘアライン仕上げに。

これで2つの仕上げ方法が学べます。

最後にいぶし仕上げをしていただいて再度磨いたら完成!

完成したペンダントトップがこちら







裏面も丁寧に磨かれてきれいに仕上がっています。

そして次の課題「トライアングルイヤリング」です。

こちらの課題のタイトルはイヤリングとなっていますがどこかの課題でイヤリング(ペンダント)を作っていただければ良いのでT・Kさんはペンダントトップを作ることにしました。

まずは土台の制作。

どんな形にしたいか実寸大の下書きを書いて頂き平らにのばした粘土をその形にカット、乾燥させます。

乾燥させている間にシリンジの練習。

練習用シリンジを使って直線や曲線、三角や四角の書き方をお教えして練習していただきます。

直線を練習終わったところで時間となりました。

次回までにご自宅でシリンジの練習をしてきていただくことを宿題にしました。

いよいよシリンジを使った作品作りに入ります。頑張りましょう!

■ argentiere ■ M


審査課題リング完成!

2015年04月30日 23時00分01秒 | 教室
今日は教室がありました。

まずは基礎コースのHさん、「クラシカルなストーンリング」を制作中。

前回、リングを作っているときに2股に分かれている部分のリングが割れて2つのリングに分かれてしまいました。

とりあえずバラバラのまま形をヤスリで整えてから合体させることにしました。

そうなってくるとちょっと欲が出てきて形を変えたいと。

最初は手の内側に来る部分がVになるデザインだったのですがトップ部分を上にのせるのではなくはさむようにしたいということになり、少し2つのリングを離してトップをはさむ形にすることに。そうしないとトップをはさむ幅が出せなかったので離れてしまったところは粘土を埋め、補強することにしました。

もう一度木芯棒にサイズを取り直した付箋を付け、パーツをくっつけていきます。

まずは手のひら側に来る部分の足りないところを粘土で埋めてVの角度を決めたらトップをはさんでシリンジで合体!

乾燥させたらさらに裏から補強します。

乾燥している間に次の課題「森の小枝のブローチ」の制作に入ります。

まずは実寸の下書きをし、その下絵に沿って粘土の造形をしていきます。

枝の形に整えたら柔らかいうちに石枠を差して乾燥。

それを2パーツ作ります。

とここで時間となりました。

次回はリングは焼成して完成予定です!どんなリングになるか楽しみです!

次の方は審査課題コースのMさん、審査課題のリングとペンダントを並行して作っています。

審査課題のリング、前回彫りを終え、形を整えてくることを宿題にしていたのでそのチェック。

1か所だけ気になるところがあったので修正して頂いたらいよいよ焼成!!

焼成している間にペンダントの審査課題を進めます。

ペンダントは天然石を使うことその石枠を純銀リボン線で制作すること、裏付けバチカンや差し丸カンを埋めること、鏡面仕上げにすることといったチェックポイントがあります。

そのチェックポイントには無いのですが彫りを入れたいということで焼成している間ペンダントトップに彫りを入れていきます。

なかなかエスニックな柄でブルーの石ととてもよく似合ってます。

地道に彫っているとリングが焼きあがりました!

いよいよ号数。13号という決まりがあるので早速測ってみるとちょっと大きめ。

歪みを直したら13号より大きくなってしまうので今一度焼き締めることにしました。

またその間にペンダントトップを彫り進めていきます。

大体彫り終ったところで全体をチェック。

左右対称の模様だったので結構違いが目に付きます。

本当に左右対称とか正方形とかきっちりした形はちょっとした差でも大きな違いに感じられるので難しいです。

Mさんも几帳面なかたなので結構その辺りが気になったみたいで色々と模様を試行錯誤。

そうこうしているうちにリングが焼きあがり、再度サイズをチェック!

今度は歪みを直して13号になりそう。

芯金に入れてリングの歪みを直したらぴったり13号!!おめでとうございます。

これで最大の難関をクリアしました。

磨きは宿題にして次回いぶし仕上げをすることに。

とちょうど時間となりました。

リングがほぼ出来上がってペンダントもあと少しで焼成出来そうなのでブローチのデザインをそろそろ考えてくることを宿題にしました。

いよいよゴールが近づいてきました!あとひと踏ん張り頑張りましょう!

そして最後の生徒さんはフリーコースのOさん、カシメるペンダントとっぷを制作中。

前回バチカンになる部分のパーツを焼成したところで終っているので今日は本体とバチカンパーツをロウ付けして合体させていきます。

まずはバチカンの裏に付ける金具を銀線を使って曲げて作ります。

バチカンの大きさに合わせてU字に曲げたら適当な長さのところでカット。

銀線の断面をヤスリで整えたらいよいよロウ付け。

本体とバチカン部分をロウ付け。次にバチカンの裏に銀線をロウ付け。

これでロウ付け作業は終わりなので酸洗い。

その間に次の課題、「14Kゴールドフィルドで作るリング」を作ることに。

まずはトップ部分の合成石選びからOさんは黄色のマーキスを選びました。

マーキスの石の高さよりも厚みをもたせて粘土を平らにのばし合成石を直接埋めます。

少し大きめに周りをカットしたら乾燥。

とここで時間となりました。

ペンダントは次回、リングも早ければ次回完成できるかな?楽しみです。

■ argentiere ■ M