■ argentiere ■ つぶやきブログ

アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

最後のひと踏ん張り!

2015年08月06日 23時46分04秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは審査課題コースのSさん、審査課題の3作品を同時進行で作っています。

前回焼成出来たリング、ご自宅で仕上げをしてくることを宿題にしていました。

鏡面仕上げにしていぶしをかけてきたのですが鏡面がなんだかスッキリ行かないご様子。

ちなみにリングの課題には鏡面のしていはなくいぶし仕上げと言うだけなので鏡面にこだわる必要はないのですがデザイン的に鏡面にした方がいいと判断されたようです。

なんだか巣のようなものが点々と・・・。

もう一度磨きヘラなどで締め、ヤスリをかけ直したらきれいになりました!

とりあえずリングが完成!

そしてペンダント、こちらは裏付けバチカンの部分を整えてくる宿題だったのですがやり過ぎてまた金具が見えてしまっているのでもう一度埋め直すことに。

同じようにブローチもブローチ金具のところが整え過ぎるあまりまたでてきちゃってる(汗)

Sさんどうもやり過ぎてしまう傾向にあるので注意していたのですがやはり。

ま、こちらも埋め直して整え直すことにしました。

粘土を盛り付けるときも整える気持ちが強くてせっかく盛り付けた粘土を塗り広げてしまっています。

そうなるとうっすらとしか粘土がのらないのでまた整えるためにヤスリをかけると金具が出てくるという堂々巡りになってしまいます。

なるべく塗り広げずに乾燥させヤスリがけもなじませる程度にとどめてペンダントとブローチをそれぞれ焼成!

ブラシがけをし、ブローチの針をカットしたところで時間となりました。

ご自宅でペンダントの鏡面仕上げとブローチの針を作ってくることになりました。

次のご予約は明日ですがラストスパートでファイト!

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苦難を乗り越え焼成!

2015年07月25日 23時32分30秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは応用コースのT・Fさん、「ウェービーリング」を制作中。

前回焼成直前で見つかった亀裂を埋めて乾燥、ヤスリで再度形を整え直し、全体をチェック。

もう少し彫りをはっきりさせたいということで彫りの作業。

再度全体をチェックし、焼成!

時間が余ったのでお嬢さんへの誕生日プレゼントの制作。

ご自身で購入されてきた樹脂粘土用の型を使ってペンダントトップを作ることにしました。

こちらの型はプラスティックで出来ていたので乾燥器の中に入れると変形してしまう恐れがあるため、粘土がやわらかいうちに取り出して乾燥させることにしました。

とはいえ粘土を詰めてしまえば良いので楽ちんです♪

乾燥させている間にリングのブラシがけをし、鏡面作業はご自宅でやってくることになりました。

ペンダントトップの方は乾燥後、ヤスリで形を整え、すんなり焼成。

ブラシがけをし、バレルで磨いたらペンダントトップは完成!

うっかり写真を撮るの忘れてしまいました(汗)お嬢さんのイニシャルのペンダントトップ。

明日の誕生日に間に合ってよかった!

■ argentiere ■ M


常滑焼まつり

2015年07月23日 23時30分53秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのOさん、いくつかペンダントトップを制作中。

夏に常滑焼まつりの一環でお知り合いのカフェ兼ギャラリーに作品を置いてもらえることになった!という事でそこで販売するための作品を着々と制作しています。

前回から作っている蜘蛛の巣ペンダント、補強も終わってヤスリがけで形を整えている途中です。

引き続きヤスリで形を整えていたら・・・折れてしまいました。

シリンジで作っている華奢なデザインだっただけにがっかり。

気を取り直してくっつける作業。

乾燥させている間に次の作品。

ご自宅で途中まで作ってきたコルク粘土を中子にしたペンダントトップ2つ。

やはりシリンジを使って作られてきました。

全体をチェックして接合部の弱そうな部分を補強します。

2つとも繊細な作品ですが細かいところまで頑張って作ってこられました。

それだけ接点も多いので補強が大変です(汗)

全体の補強が終わったら差し丸カンを付け、乾燥とここで時間となりました。

次回、3つペンダントトップ焼成出来ると思います!

ラストスパートで頑張りましょう!

■ argneitere ■ M

審査課題のブローチ

2015年07月22日 23時29分14秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは審査課題コースのMさん審査課題3作品目のブローチを制作中。

前回パーツを全て作り終え最終的にデザインを詰めているところで時間となったのでその続きから。

デザインは考えてきて下さったので早速組み立てる作業に入ります。

シリンジの透かしを入れるという課題があるので透かしを入れつつ、粘土パーツをところどころに埋めるという地道な作業を続けます。

シリンジで模様を描きながら全てのパーツを埋めたところで時間となりました。

地道にしかし妥協することない作品作りは感心します!

あと少し頑張りましょう!

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渦巻きのリング

2015年07月13日 22時00分31秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんはスタンプカードコースのK・Nさん、前回制作したテクスチャーシートで作ったリングに樹脂で色付けする作業です。

手順を説明し、作業開始!

地道に塗ってはUVボックスに入れて固めてを繰り返します。

言ってしまえば塗り絵の延長なのでどこに何の色を入れようか考えながらですがなかなか楽しいです。

一周色を入れたら最後は透明の樹脂でぷっくりさせていきます。

そして出来上がったリングがこちら







夏らしい涼しげなリングになりました!

渦巻きと青の色、持参していただいたベージュのラメがマッチしていて素敵です。

明日、お友達に逢う時身に付けていくとおっしゃってました。

お友達の反応が楽しみですね!

■ argnetiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

ピンブローチ完成!

2015年07月04日 20時48分00秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは課題作品コースのM・Tさん、天然石を使ったピンブローチの課題の途中です。

前回ヤスリで形を整えている途中で終ったのでその続き。

シリンジをのせた部分のバリをスポンジ研磨材で落したら裏にピンブローチの金具を付ける穴を開けます。

まずは穴の位置を決め鉛筆で印を付けたらピンバイスで金具が埋まる位まで彫り進めます。

あとはシリンジで金具を埋め、乾燥。

埋めたところをヤスリで整えたら焼成!

焼成後はブラシがけをし、シリンジで付けた模様を磨きヘラで磨いたらいぶし作業。

いぶしの処理後、シリンジの部分だけいぶしを取ったらいよいよ石留です。

純銀リボン線で石枠を作っているのでピンセットの後ろで簡単に倒していくことが出来ます。

石にぴったりと沿うまで倒して後ろにピンブローチのキャッチを付けたら完成!

完成したピンブローチがこちら





天然石はレッドアゲートを使っています。

黒いベースにシルバーのシリンジ線がアクセントになっていて赤がとても効果的です。

カッコいいピンブローチになりました。

次回からいよいよこの前フュージングしたガラスを使ったブローチの制作に入ります。

課題作品も後半戦!頑張りましょう。

■ argentiere ■ M



※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

最後の課題作品と審査課題のリングそしてペンダント。

2015年07月03日 20時46分25秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは審査課題コースのSさん、今日は2コマ、7月中旬までに審査課題の目途を付けたいとラストスパートです。
最後の課題「スティックブローチ」を制作中。

まずは前回乾燥させた本体をヤスリがけして形を整え、ペーストでテクスチャーをつけ、合成石を入れる穴を途中まで開けたところで終っていたのでその続きから。

石の大きさに合わせて穴の大きさも変えますが埋める深さや入る場所によって角度も変えなくてはいけないので慎重で繊細な作業が必要です。

2mmの合成石3個と3mmの合成石を2個入れるので何度も同じ作業を繰り返します。

全ての穴があいたら石を埋めていきます。

一旦乾燥させたらうらにブローチ金具を付けていきます。

やはりこれも金具を埋める穴を開けます。

こちらはかなり大きな穴になるので貫通しないよう慎重に。

穴が開け終わったら金具をまっすぐに埋めます。

そして乾燥。

その間に次の審査課題のリングを作っていきます。

ベースとなるリングは甲丸にするということで13号の甲丸リングを作ります。

サイズ取りを間違えないよう気を付けて下準備をし、ひも状に伸ばした粘土を巻き付けていきます。

つなぎ目をなじませあらかた形を整えたら乾燥。

けっこうボリュームがあるので乾燥に時間がかかるので次のペンダントの審査課題。

こちらはまず天然石の覆輪を作る作業。

純銀リボン線を曲げて石の形に合わせて覆輪を作ります。

きつすぎると焼成後石が入らなくなるので石が引っ掛からずすっと抜けるくらいが理想です。

苦戦してましたが何とか形にし、平らにのばした粘土に埋め乾燥。

今回はデザインで直接ペンダントの土台に埋め込むのではなく一段高くするために先に覆輪を埋めたパーツを作ることにしました。

とここで時間となりました。

ブローチは乾燥させたブローチ金具の回りをヤスリがけして整えれば次回すぐに焼成出来ます。

リングの甲丸はご自宅で形を整えてくることになったので次回は彫りに入れるでしょうか?

来週は2日いらっしゃる予定です。

お仕事が忙しくなる前に出来るだけ課題、進めていきましょう!

■ argentiere ■ M

初、スタンプカード会員!

2015年07月01日 22時00分59秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは昨日体験教室でリングを作られたK・NさんとS・Hさんのお二人。

今日から始動する初のスタンプカード会員様です!

まずは教室の説明から入り、今日作るモノのデザインの相談。

K・Nさんは教室の作品サンプルの中にあったモールドで作るリングをお選びに。

S・Hさんはご自身で持っていたルビー(カボション)をお持ちになってそのルビーを使ったリングを作りたいとおっしゃられました。

なんでも15年くらい前にアクセサリーを購入した際に頂いたそうですがオーダーで作るとけっこうなお値段がしてしまって踏ん切りがつかず、とはいえ石はとても気に入っていてどうしよう?と今日までそのまま大事に持っていたそうです。

既製の石枠があるサイズなら比較的簡単ですがお持ちいただいたのは5×7の小さいサイズ。

在庫している石枠もラウンドタイプの石用だったので石枠から作ることになりました。

資格を取得する際には必ず天然石の石枠を作る工程は学ぶのですがかなりあとの方。

2時間では難しいと言うことをご説明し、検討の結果2コマに変更し、なんとか4時間で作ることになりました。

リング部分はモールドを使って作ることにしてまずはモールドでのリングの制作から。

昨日の体験ではサイズ取りなどは私の方で準備しましたが今日はご自身でやっていただきます。

下準備を済ませたら手順をご覧いただき早速制作開始!

やはり昨日やったばかりなので粘土の扱いも慣れるのが早いです。

木芯棒に巻き付けたら一旦乾燥。

その間にS・Hさんは天然石の石枠を作ることに。

純銀リボン線を使っても良いのですがちょっとシンプル過ぎてつまらないということでロイヤルシルバーレースのクラウンを使うことにしました。

ロイヤルシルバーレースを使うことで石枠の覆輪作りが多少簡単になると同時にとても華やかになります。

少しお手伝いはしましたが何とか覆輪が完成、厚めにのばした粘土に埋めて乾燥。

そうこうしているうちにリングが乾燥出来たのでリングのヤスリがけをします。

ご購入いただいたヤスリを使って丁寧にヤスリがけをして形を整えていきます。

モールドを使っているので手の込んだ彫りの模様も手軽に作ることが出来ますが型から外したところのバリが出ているのでそこを模様に沿ってヤスリをかけて角を落としていきます。

順調に作業が進みS・Hさんはリングと同様に乾燥した石枠をヤスリがけして整え、リング本体と合体させて乾燥。

K・Nさんはリングに2mmのグリーンの合成石を1つアクセントで入れることに。

この作業本来ならば生徒さんにやっていただくのですが「ここまで上手くいっていたのに最後の最後でダメにしたくない!」とおっしゃられたので私の方で入れさせていただき乾燥。

そして最後にもう一度全体をチェックしたら焼成!

焼成後はざっとブラシがけをしていただき、お二人とも細かい模様が入っているのでバレル研磨することに。

研磨が出来たらS・Hさんは最後の石留作業。

ロイヤルシルバーレースをピンセットで倒していったら完成!

ピッタリ4時間で出来上がりました。

完成したリングがこちら

K・Nさんのリング



中央のグリーンの合成石、がアクセントになって引き締まった印象になりました。
最初は何も入れない予定でしたがS・Hさんが天然石を持ってこられたことで何か入れたい!と思ったようです。
入れて正解だったと思います(笑)


S・Hさんのリング



初心者の方でいきなり覆輪作りはどうかな?と心配しましたがとても完成度の高いリングが出来上がりました。


お二人ともまた作りたくなったら予約します!と元気よく帰られました。

初の単発コースでしたが無事にリングが出来上がって良かったです!

これからまた宜しくお願い致しますm(__)m

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

コンテストの作品制作!

2015年06月27日 23時50分08秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのYさんとT・Mさん。

まずはYさん、前回の全国セミナー「シャインストーンリング」を制作中。

前回リングを乾燥させたところで終っていたので今日はヤスリで形を整えていくところから。

セミナーでは4mmの石を5個使ったのですがYさんは1mm小さい3mmで作ることにしていたので私が作ったサンプルを参考にしながら削っていきます。

形を整えることも重要ですがここでは3mmの石を入れる幅や厚みを確保しなくてはいけないので削りすぎないことと、削って形を整えることが難しい時は盛り付けてから削るという作業も必要になってきます。

形を見極めながら作業を進め何とかサイズに近いところまで整えたところで時間となりました。

次回は石座を作る作業に入れるかな?

そしてT・Mさんは今年行われるコンテストに出品する作品作り。

提出期限が7月の中旬なのでそろそろ作り始めないと!と言うところですが作りたいモノが2種類あってどちらにするか悩み中。

とりあえずどちらも作り始めているのですが決めかねているとのことで今日は1つの作品を作りつつ話をうかがいながらアドバイス。

コンテストの作品なので制作の内容は書けませんがどちらを提出されても見応えのある作品になりそうです。

帰るころには今日作られた作品ではなくもう1つの方を提出しようかな?とおっしゃってましたがそちらもまだまだこれから作り込まなくてはいけないのでこれから追い込み頑張りましょう!

って私もコンテストの作品作り、進めないと(汗)

■ argentiere ■ M

もうすぐ完成!?

2015年06月25日 23時54分29秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは基礎コースのY・Mさん。

「森の小枝のブローチ」の課題前回焼成したところで終わったのでブラシがけとテクスチャーに磨きヘラをかけ、一部分を鏡面にしてくることを宿題にしていました。

鏡面がちょっと甘かったのでもう一度磨き直していただいたら石留。

Y・Mさんの石枠はマーキスが2つとティファニー枠が1つなのでちょっと特殊です。
しかもマーキスの石枠の埋め込みの角度の関係もありちょっと石留が難しくなってしまっています。

まずは簡単そうなティファニー枠から留めていきます。

一気に爪を倒してしまうと石がずれてしまう事もあるので慎重に少しずつ倒していきます。

次はマーキスの石枠、やはり簡単そうな方から留めていきます。

ここからが結構難関で、2点留なのでさらに難易度が上がってます。

ずれないように気を付けながら留めていきますがなかなかうまくいきません。

やはり思わず力が入ってしまったときに石がずれてしまったようです。

歪みを直してやり直し、何とか留めて最後の1個。

これも苦戦しましたが何とか最後には留めることができました。

そしてブローチの針を作っていきます。

まずは金具を取り付けてちょうどの長さのところをニッパーでカット。

カットした部分をヤスリで削って針先を作ります。

針先はだんだんと先に行くにしたがって細くなっていると布に差した時にすっと入ります。

急に細くなっているとブツッという音がして布地を痛めてしまいます。

針の形に注意しながら削っている途中で時間となりました。

次回までに針先を作ってくることを宿題にしました。

あとは針先だけなので次回はブローチの完成写真アップできるでしょう!お楽しみに。

■ argentiere ■ M

蜘蛛の巣ペンダント

2015年06月22日 23時00分18秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんはフリーコースのOさん、前回制作途中だった蜘蛛の巣ペンダントを引き続き作っていきます。

デザインに沿って蜘蛛の巣をシリンジで作り、乾燥させたところまでだったので接点をペーストやシリンジを使って補強していきます。

更に石座に埋めた石を別で作っていたのでそれも合体させて乾燥。

乾燥している間にやはり制作途中のゴールドフィルドのリングのトップを進めていきます。

前回、合成石を埋めて乾燥させたところで終っていたのでヤスリを使って形を整えていきます。

形が整ったら焼成。

焼成後、ロウ付けでリングと付けることになるのですがそれは次回にじっくりやるとしてペンダントの制作に戻ります。

補強が終わったところでヤスリがけ。

シリンジの作品なので折れないよう、慎重に。

そして丸カン、ロウ付けするか悩んだ末にやはりシリンジで金具を付ける部分も作ることにしました。

丸カンを通す部分を2か所、バランスを見ながら位置を決め、シリンジで形作ります。

そして乾燥、とここで時間となりました。

次回は蜘蛛の巣ペンダント、完成するかな?

楽しみです!

■ argentiere ■ M


ウェービーリング達。

2015年06月20日 23時00分58秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは応用コースのT・Fさんと課題作品コースのM・Tさんです。

まずはT・Fさん、前回形を整えている途中だった「ウェービーリング」の続きから。

形を整えているときに粘土にスが入っているのを発見!結構深い穴だったのでそれを埋める作業から。

前回シリンジノズルが入るように溝を広げておいたのでシリンジでがっつり埋めます。

とりあえずすり切り一杯埋めたら乾燥。

乾燥後、水分が亡くなった分だけ少しへこむので更にそれを埋めます。

慣れてくれば最初から大目に盛りつけてあとから削って形を整えるという方法もあります。

乾燥後はヤスリで甲丸の形を整え直して全体をチェック。

彫りの模様を鉛筆で下書き。

T・Fさん、とても面白い矢印の模様を一周入れることにしました。

あらかじめ購入していただいた細いヤスリを使って彫っていきます。

あとはその彫りのデザインに合わせて幅や太さをヤスリを持ち替えながら彫り進めていくのですが彫りの途中で時間となりました。

次回、焼成出来ると思うので出来上がりが楽しみです!

そしてM・Tさん、このところ順調に毎週土曜日3コマずついらしていただいています。

やはり「ウェービーリング」の課題の途中です。

M・Tさんは前回焼成出来たので。ご自宅で鏡面仕上げを宿題にしていました。

なので早速いぶし仕上げです。

課題作品コースではこれが初めてのいぶしになるので基本的な事をご説明。

よく脱脂していぶし液を作ったらその中に作品を投入。

しばらく放っておいてとりあえず彫りの中が黒くなることを目安にします。

あとはご自身の好みの色みのところで救出し、水洗い。

ほとんどの方が彫り以外のいぶしを取るのですがM・Tさんは全ていぶされたリングが好みだったようでこのままでということで完成!

完成したリングがこちら





ちょっと青味がかったいぶしの色が良かったようです。

写真ではだいぶ黒っぽく映ってますが実際はもうちょっと青味が強いです。

そして2個先の課題。「グラスハーモニー」

この課題ではガラスのフュージングを学びます。ガラスのフュージングは時間がかかるので先にガラスパーツをフュージングしておくことにしました。

まずはガラスのカットから。

ガラスは初めてなので基本的なお話から入ります。

ガラスカッターで好みの大きさにカットしていくのですが結構最初は難しいです。

やはり慣れが必要です。

M・Tさんは赤いガラスを選ばれたのでまずはそのガラスをカットし、上にのせるクリアのカバーガラスをカットします。

上にのせるガラスは赤いガラスよりも一回り大きくないといけないので赤いガラスの大きさが決まってからカットします。

色々な大きさや形にカットしたガラスをカオウールボードの上に並べて室温から電気炉に入れます。

あとは電気炉の温度とにらめっこし、時折扉を開けて中のガラスの形を確認しながらおもりします。

目指す形になったら電気炉の温度を下げ、後は徐冷。

100℃以下になったら取り出して確認するときれいに出来上がっていました。

出来上がったガラスの中からデザインに合ったガラスを選んでご自宅でデザインを練ってくることにしました。

このガラスのおもりをしている間も制作を続けます。

本来の次の課題「マラカイトのタイタック(ピンブローチ)」を進めていきます。

まずは天然石を選んでいただきその石に合わせて純銀リボン線で覆輪を作っていきます。

M・Tさんはオニキスのラウンドカボション8mmを選ばれたのでそれに合わせて純銀リボン線の長さをちょっと長めにカット。

石のカーブに合わせて曲げていきます。

リボン線の端はピッタリと合わさるようにヤスリがけし、石がすっと覆輪を抜けるくらいの形に整えて準備OK。

あとはデザインにしたがって土台を作り作っておいたリボン線を埋めて乾燥。

乾燥させた後、ヤスリで形を整えシリンジで模様を描いて乾燥、とここで時間となりました。

次回、ピンブローチ金具を埋め込んで焼成→磨きまでいけるかな?頑張りましょう!

■ argentiere ■ M



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クローバーのペンダント

2015年06月19日 23時00分37秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは課題作品コースのSさんと審査課題コースのMさんです。

まずはSさんから、「さざ波のペンダント」の課題でクローバーのペンダントトップを制作中。

前回それぞれのパーツを合体させたところで終っていたのでその続きから。

ご自宅で出来る範囲で補強とヤスリがけをし、裏付けバチカンを付けるということを宿題にしていました。

ちょっとまだ補強が甘いところがあったので更に補強とヤスリがけをしていただき全体を再度チェックしたら焼成!

その間にスティックブローチの中子作りをします。

今までの課題は中子というとコルク粘土でしたが紙(厚紙やコピー用紙)を使って中子を作ります。

いくつかの手順を踏み中子を作ったらその中子に平らにのばした粘土を巻き付けていきます。

ここで重要なのはふんわり巻き付けるということ。

なぜかというとこの中子、粘土が生乾きの状態で外したいのです。

ピッタリと巻き付けてしまうと取れなくなってしまう恐れがあるのでなるべくふんわりと巻き付け形を整えるのが理想です。

Sさん、思いのほかしっかり巻き付けてしまって中子がなかなかはずれず、苦戦していました。

あとはしっかりと乾燥させます。

ペンダントの方は焼成後、この課題は金箔の焼き付けをしなくてはいけないのでその下準備。

金箔を焼き付ける箇所の大きさに金箔をカット。

アートクレイの金箔は焼き付けることを前提に作られているのでかなり分厚く、手で持ってはさみでカットすることが出来ます。

そして金箔が外れないようにしっかりと密着させておきます。

とここで時間となりました。

次回、いよいよ金箔の焼き付けです。

そしてMさん、こちらは審査課題のペンダントとブローチを制作中。

前回ペンダントの裏付けバチカンを付けたところで終っていたのでその部分の形を整え、焼成。

その間にブローチのパーツを作る事に。

平らにのばした粘土をデザインに合わせてカット。小さいパーツをいくつも作ります。

そして乾燥。

ペンダントは焼成後ブラシがけをし、課題の鏡面仕上げをします。

ヤスリを丁寧にかけ、番手を上げながら何度も磨きます。

最後ピカールをシルバークロスに付けて磨いてどれだけ磨けているか確認をします。

まだちょっとヤスリがけが甘いところがあったのでその部分を重点的に磨き直そうとしたところで時間となりました。

再度ご自宅でじっくりと磨いてくることと、ブローチの乾燥体パーツも出来るだけ形を整えてくることを宿題にしました。

だいぶ審査課題も進んできましたが慌てずじっくり作品を仕上げていきましょう!

■ argentiere ■ M

ブローチとチョーカー

2015年06月15日 22時00分17秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは基礎コースのY・Mさん、「森の小枝のブローチ」と「ナチュラルフォルムのトップチョーカー」の2つの課題を同時に制作しています。

まずはブローチから、前回全体にテクスチャーをほどこしたところで終っていたので全体にスポンジ研磨材をかけ、触った時に引っ掛かりの内容に整えます。

乾燥体の時点で痛かったり引っ掛かったりするところは金属になると危ないので今のうちに整えます。

最後にブローチ金具の穴の中に削りかすが入ってないかしっかり粉を掃い、金具が入るかどうか再度チェックし、焼成!

チョーカーの方は形を全体の形をヤスリで形を整えている途中だったので引き続き形を整え、次に革紐を通す穴を開ける位置を決め、そして飾りとなる穴の位置も決めます。

位置が決まったらあとはひたすらピンバイスで穴を開けるのですが革紐を通すところだけは革紐が通るサイズの穴を開けていきます。

他の穴は全体のバランスを見ながら大きかったり小さかったりバラツキがあった方が動きがあって面白いです。

穴を開けた後は再度スポンジ研磨材で整えこちらも焼成!

ブローチは全体をブラシがけし、枝の切り口部分を鏡面にしてテクスチャーの盛りあがった部分は磨きヘラでピカッとさせます。

とここで時間となりました。

次回2つ完成するかな?お楽しみに!

■ argentiere ■ M

合成石キラキラ!

2015年06月13日 22時00分06秒 | 教室
今日は教室がありました。

今日の生徒さんは課題作品コースのM・Tさんと特別基礎コースのO・Aさん。

まずは課題作品コースのM・Tさんから。

前回、「ウェービーリング」の甲丸リングの造形途中で終っていたのでその続きから。

乾燥させて木芯棒から外しただけなのでこれからヤスリを使って形を整えていきます。

まずは天地、左右を決め、印を付けておきます。

目印があると削る目安になるのでやりやすいです。

厚み、幅、甲丸の形の順番でヤスリで整えるのがいいと思いますが個の順番はその人それぞれやりやすさもあるので度の順番でも良いです。

但し、厚みなら厚みをきちっと整えてから次に進むという風にしていかないといつまでたっても形が決まらないので何となく削っていくということはしない方がいいと思います。

最初は幅の広い中目ヤスリを使ってざっくりと形を整え、あらかた形が整ったところで紙ヤスリ→スポンジ研磨材と持ち替えてきれいな甲丸にしていきます。

甲丸は左右対称の形なのでとても難しいです。

最初はなかなか形を整わず苦労します。

M・Tさんも相当苦労していました。最初の甲丸なのであまり厳密にしすぎるとリングが薄くなりすぎてしまいそうだったので今回はある程度の仕上りでと言うところに落ち着きました。

外側の形が整ったところでリングの内側を整え指なじみ等を作っていきます。

形が整ってから彫りの模様を下書きし、いよいよ模様を彫っていきます。

細いヤスリ2種類を使って線を彫ります。

線の太さに合わせてヤスリの角度を変えたりヤスリの種類を替えたりして表情を付けていきます。

全体が彫り終ったところでバランスを見て線の太さを整えて最後にスポンジ研磨材を軽くかけ、彫った切り口を滑らかにしたら焼成!

焼成したところで時間となりました。

ご自宅で鏡面に磨いてくることを宿題にしたので次回完成した写真、アップできると思います。

そして特別基礎コースのO・Aさん、前回リングを焼成し、ブラシがけした後お預かりしてバレルをかけていたのでお渡ししました。

出来上がったリングがこちら





キュービックジルコニアが10個入ったキラキラリングが出来上がりました!

ご本人も大満足の出来で大変喜ばれていました。

今日は次の課題に向けたシリンジの練習。

シリンジは得意不得意が別れるジャンルですが習得すると作品作りに絶対プラスになるのでしっかりと練習しましょう!

と言うことで練習用のシリンジを使ってまずは直線。

直線が出来たら円、円が出来らた三角や四角など角をあるモノを練習します。

最後に自分が作ろうと思うデザインに近い形を練習したらいざ本番!

しっかりとノズルを洗ってきれいにしたらシリンジ本体にノズルを付けてまずは1層目。

O・Aさんは三日月モチーフのピアスを作られるということでデザイン画通りにシリンジ線を描いていきます。

筆で形を整えたら強度を出す為の中の模様を描きます。

更に枠は2層にして強度を出す為に慎重に真上にシリンジをのせていきます。

筆で形を整えたら乾燥。

乾燥している間に合成石を付けたいということだったのでその石枠をシリンジで絞り出し、やわらかいうちに中心に合成石を埋め、筆で形を整えたらこちらも乾燥。

とここで時間となりました。

次回、完成出来るかな?楽しみです!

■ argentiere ■ M



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