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図書館で見つけた本。
昔話題になってたような。
お金についても、その他の暮らし全体についても、フランスで生活する日本人目線での文化の違いが描かれていてとても面白かったです。
わたしこういうのはどこの国のバージョンでも楽しめると思う。
特に印象に残った点をいくつか。
「美術館の絵のように、いいモノは見るものと思おう」
これは目から鱗!!
そんな捉え方があったか…
わたし、パンとかケーキとか、きれいにディスプレイされてるとそれだけで買いたくなるのです。
そうか、あれは芸術品で、食べ物ではないんだ!笑
「成人したら家を出る、これがフランスの常識」
これこそが、今回わたしが引っ越す最大の理由。
いや別にフランス人じゃないけどさ。
この後にも「18歳になれば金銭的に自立しなければならない」という話もあり、非常に耳の痛い話でした。
ミシンを使ったこともないのにカーテンを縫おうとする若いカップルの話も面白かった。
カーテンと同じ布をベッドにかけて、来客時はソファ代わりにしたり、
棚の上に板を置いてテーブル代わりにしたり。
お金のないわたしがこれからやろうと思ってることと一緒!笑
きっと、お金をかけなくても、考え方次第で豊かな暮らしができる。
「人を自宅に招くということ自体が、一人前の大人として認知されるための第一歩。
レストランに招待するのとは価値が違う、自宅にお招きする以上のおもてなしはない。」
これも分かるな〜。
自宅にお呼ばれされるのは、心を許してもらえてる気がしてすごく嬉しい。
わたしもインテリアが一通り揃ったら友人を家に招きたい。
引越しを控えてるからどうしても衣食住の「住」に目が行くね。
フランスに限らず、デンマーク人とも共通してるところがたくさんあって懐かしくなりました。
わたしもなかなかのワーキングプアだけど、フランス人学生を見習って賢くお金を使いたいと思います。
いい本を読んだ!