ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

関心

2014-02-01 13:46:24 | 本を読んで
「直観を磨くもの」という小林秀雄の対話集を読んでる?けど、

古典をめぐりてとか、美術を語る、芝居問答、音楽談義、等々、

ちょっと文字を追っただけで読むのを諦める。

読む力がない。

わからない。

こういうことに興味や関心がないんだなとつくづく思う。

湯川秀樹との対話もあって、

それだけは興味があるから読んでるんだけど、

私には理解できないこともたくさんある。

それでもそこに書かれてあることを知りたいという意欲だけある。

文字を追うだけの一回目。

文字列を行ったり戻ったり行ったり戻ったりしての二回目。

今、同じように三回目。

このあほな頭では何回も読まなきゃ一部分でも読み取れないし、

何度読んでも読み取れないかもしれないけど、

小林秀雄との相互作用で引き出される湯川秀樹の思いを

聴きたい、確かめたい、というのがある。

私が受け取っているところの、湯川秀樹の確信のようなものを

そこでも得られるか・・そんな感じの読み方をしてる感じ。

それがすごく面白い。

でも、意欲に頭が追いつかないなぁと思ってる。

どうなるやら。









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アラスカのコガラ(鳥)とカンザス州のコガラ

2014-02-01 10:33:49 | テレビを見て
この前BSの地球伝説という番組で面白い事を云っていた。

アラスカのコガラ(鳥)とアメリカ、カンザス州のコガラを比較して研究してみて、

厳しい環境で生きるほど賢い子孫が生まれる、

ということがわかったという。

餌を取るのにはちょっと面倒くさい場所に餌を置いておくという実験で、

アラスカのコガラは工夫してそれを啄ばむことが出来たのに比べ、

カンザスのコガラは餌を取り出すことが出来ずにいた映像を見た。

カンザスという所がどんな所か知らないけれど、

コガラにとっては容易く餌を得られる所なんだろう。

難しい、面倒くさい、というのはストレスになるのかと思うけど、

ストレスというもの無しには人間も成長しないのかと思う。

ストレスが原因の一つになって病気になるということをよく聞くけど、

ストレスがほとんど無い暮らしをしていると、

カンザスのコガラみたいに、腑抜け人間になってしまうんだろう。

昔の人間に比べると現代の人間はひ弱な感じがする。

現代でも未開の土地の人は昔と比べてもそれほど差はないのかもしれない。

ストレスはあるより無い方が一時的にはいいのかもしれないけど、

長い目で見たらある方が上に書いたような意味でずっといいのかと思う。

良かれと思って手厚くしてたらカンザスのコガラだ。

万能細胞はストレスを受けることで生まれる。

万能細胞とは何にでも生り得る能力を持つもの。

厳しい環境で生きる経験をすることで、

厳しくない環境で生きることなど屁の河童になるはずだし、

可能性が広がる。

人生を楽しめる。

ゆるゆるの環境でしか暮らしてなかったら、

元々在る能力も出て来るキッカケがないことになる。

こう考えてくると、厳しい環境、現在の自分が受け容れられないこと、

癪に障ること、嫌なこと、そういうものが在ることは、

そりゃあ、よかったねぇ!ということなんだよねぇ。

そういう成長(意識の初期化)の機会にするか、

くさくさしてストレスだと呪うか、

ストレスの対症療法をするか、

どれを選んだっていいんだな、私たちは。

どれを選んだって最終的には行けるんだと思う。


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