ムカデとことこ

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「人間の進歩について」というタイトルだった

2014-02-04 10:41:50 | 量子力学と心
小林秀雄の対話集で湯川秀樹との対話のタイトルは

「人間の進歩について」だった。

その中の「エントロピー原理とは」という章に、

量子力学で“根本の方程式”としては、

“向きのない時間一つしかない”という文章があった。

物理的な難しいことは全然わからないんだけど、

向きのない一つの時間しかないのが量子力学の根本原則だとすれば、

やっぱりやっぱり、量子は意識だ。

量子力学は意識力学だ。

生命を、世界を、人間を、意識を、心を、

他の何もかもを研究し、地球を調和あるものするために

量子力学があるんじゃないか。

全くの無学のあほのミーハーの私がこんなこと言っても

誰も見向きもしないだろうけど、

思っちゃうものはしょうがない。

でも、湯川秀樹も山岸さんも応援してくれてる感じが勝手にしてる。


意識・境地は今ここに在る。

いや、昨日も意識はあった、なんて言わないでね。

そう思ってる意識は今ここに。

過去も未来も今ここという瞬間の意識にある。

けれど、実際私たちが生きて暮らしているということは

時間の向きがあると感じる。

こういう湯川秀樹の言葉もあった。

『根本の方程式としては向きのない時間一つしかない。

しかし、同時に

エントロピーが増加するという場合のある向きの時間も確かにある。

根本の方程式から出発して、

“ある人間的な条件では”このエントロピーが増加する場合“だけ”出てくる。

その逆というのはめったにない。』

(“ ”印は私がつけた。)

こういうのを読むとぞくぞくしてくるよ。

なんでかって、考えたい考えたいってなるからさぁ。

“ある人間的な条件”ではエントロピーが増加する場合だけ出て来る・・・

けれど、鉄が酸化してぼろぼろになるのを

エントロピーが増加してる状態だと聞いたことがあるんだけど、

鉄が酸化するのに人間的条件が関係あるんだろうか???
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