娘が写メを送ってきた。
実家がある街の高台になだらかなハイキングコースがあり、
そこを歩いてきたみたいで、
そこから街を全貌した写真だった。
娘も私もその街で生まれ育った。
その写真を見ると懐かしさがこみ上げて来る。
郷愁の念という奴なんだろうな。
自分が幼かった頃過ごした家、庭、高い物干し、
近所のおばさんおじさん、幼馴染、
今の私よりずっと若かった両親、
その頃の風景、今は無い建物、小学校への細い道、そこを歩いていた人たち、
その頃思っていたこと、夢みていたこと、
・・・そんな思いがこみ上げて来る、それが郷愁なんだろうと思う。
夫は生まれ育ったこの地に今また住んでいるけど、
故郷に住んでいると思っているのかしらん。
故郷って場所じゃなくて、その時空を言うのであって、
自分の心にあるものなんだなぁと思う。
なので懐かしくてその場所に行っても、
そこからは自分が思うようなものは得られないのかなと思う。
懐かしいあそこは私の内にしかない。
そのことがなんとも物悲しく切なく言葉にならない。
実家がある街の高台になだらかなハイキングコースがあり、
そこを歩いてきたみたいで、
そこから街を全貌した写真だった。
娘も私もその街で生まれ育った。
その写真を見ると懐かしさがこみ上げて来る。
郷愁の念という奴なんだろうな。
自分が幼かった頃過ごした家、庭、高い物干し、
近所のおばさんおじさん、幼馴染、
今の私よりずっと若かった両親、
その頃の風景、今は無い建物、小学校への細い道、そこを歩いていた人たち、
その頃思っていたこと、夢みていたこと、
・・・そんな思いがこみ上げて来る、それが郷愁なんだろうと思う。
夫は生まれ育ったこの地に今また住んでいるけど、
故郷に住んでいると思っているのかしらん。
故郷って場所じゃなくて、その時空を言うのであって、
自分の心にあるものなんだなぁと思う。
なので懐かしくてその場所に行っても、
そこからは自分が思うようなものは得られないのかなと思う。
懐かしいあそこは私の内にしかない。
そのことがなんとも物悲しく切なく言葉にならない。