「・・・不確定原理によれば、粒子の「位置」や「速さ」とかは
それがいつでも持っているいわゆる「第一性質」ではなく、
むしろ“その時々の状態、あるいはわれわれの見方に
応じて現われてくる性質”であると考えられるのである」
・・またまた引用した『目に見えないもの』の中の湯川博士の言葉です・・
“その時々の状態”とは人間界ではどのようなことか・・
まさしく“その時々の状態”でしょう、と言われそうかな。
状態に応じて現れてくる性質・・・
誰の状態か・・白人、黒人双方の・・
例えば白人が何か凄く具合が悪そうにしている時、
たまたまその場に黒人しか居なくて、その黒人が思わず声をかけたり、
医師を呼ぼうとしたりするようなことがあるかもしれない。
普段なら自分たちに差別の目を向ける白人に対して、
情が起こってくることなど無い人も、
そういう状態の時は内にある自然な感情が起こってくることもあるだろう。
立場が反対の状況でもこういうことはあるかもしれない。
その時々の状態によって現れてくる性質とは
こういうようなことを言うんじゃないかな・・
そういう状態の時に主義とか見方がその瞬間吹っ飛んでしまうのは、
後から付いた主義などより、
元々ある自然の力の方が大きく作用するからだろうと思う。
理性による考えや主義 と 行動の間には時間差がある場合が多いけれど、
一方が苦しんでいる状態とか緊急の場合には、
本能・元々在る感情 と 行為行動の間は時間がかからない。
火事場の馬鹿力なんていうのもそういう種類かと思う。
“今ここ”という時空に忠実に生きていると、
常にそういう状態なのかもしれない・・な。
見方に応じて、時々の状態に応じて、内にあるものが引き出される。
現れてくるのは内に在るから現れる。
獣性も慈性も内に在る。
どちらも選択出来る自由を私たちは生まれながらに持っている。
それがいつでも持っているいわゆる「第一性質」ではなく、
むしろ“その時々の状態、あるいはわれわれの見方に
応じて現われてくる性質”であると考えられるのである」
・・またまた引用した『目に見えないもの』の中の湯川博士の言葉です・・
“その時々の状態”とは人間界ではどのようなことか・・
まさしく“その時々の状態”でしょう、と言われそうかな。
状態に応じて現れてくる性質・・・
誰の状態か・・白人、黒人双方の・・
例えば白人が何か凄く具合が悪そうにしている時、
たまたまその場に黒人しか居なくて、その黒人が思わず声をかけたり、
医師を呼ぼうとしたりするようなことがあるかもしれない。
普段なら自分たちに差別の目を向ける白人に対して、
情が起こってくることなど無い人も、
そういう状態の時は内にある自然な感情が起こってくることもあるだろう。
立場が反対の状況でもこういうことはあるかもしれない。
その時々の状態によって現れてくる性質とは
こういうようなことを言うんじゃないかな・・
そういう状態の時に主義とか見方がその瞬間吹っ飛んでしまうのは、
後から付いた主義などより、
元々ある自然の力の方が大きく作用するからだろうと思う。
理性による考えや主義 と 行動の間には時間差がある場合が多いけれど、
一方が苦しんでいる状態とか緊急の場合には、
本能・元々在る感情 と 行為行動の間は時間がかからない。
火事場の馬鹿力なんていうのもそういう種類かと思う。
“今ここ”という時空に忠実に生きていると、
常にそういう状態なのかもしれない・・な。
見方に応じて、時々の状態に応じて、内にあるものが引き出される。
現れてくるのは内に在るから現れる。
獣性も慈性も内に在る。
どちらも選択出来る自由を私たちは生まれながらに持っている。