ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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やろうと思ったこと・やったこと

2011-12-03 10:17:12 | ひとの幸福
さっき食事前に私の今日のランチは、

納豆とバナナと頂き物の柿とヨーグルトと

娘から貰ったパンとカフェオレを、

食べようと思っていた。

この地域にはパンを焼いて売ってるお店なんてないんだ。

無いのはそれだけじゃないけどね。

手に入れるのに、車で40分はかかるから、

こういうパンはそういう所に行った時でないと口に入らない。

それで、スーパーのパンより貴重なんだ。

こんなふうにそれぞれの食べものに食べたい思いがあり、

そう思って、テーブルに準備した。

でも、ちょっと多い気もするね~。

最初に胡桃入り丸パンをひとつ食べた。

次に、食べる予定に入ってなかった夫と義父に用意した漬け物が

食べたくなってそれを食べた。

美味しいと思って、何枚か食べた。

次に夫が食べていたスパゲティを食べてみたくなって、

ちょっと頂戴と言って一口食べた。

そんなふうに 今日のランチはこれこれを食べようと、

さっき(過去に)思っていても、

実際に食べたものは、目の前の状況やら、

それにまつわって出てくる自分の思いでころころ変わる。

食べようと思っていなかったスパゲッテイや漬物を食べたり、

食べる予定のヨーグルトを食べなかったりしていた自分だった。

全部食べようと思っていても、

途中でお腹いっぱいになってやめることもある。

ダイエットのために残そうと思っていても、

美味しくて食べてしまうこともあるだろ。

予定は決定でなく未定である、という言葉が

昔、流行ったことあるけど

ひとが発する言葉は 常にそう発した瞬間の気持ちであって、

気持ちは状況によって変わるのは、

こんなふうに当たり前のことなんだけど、

そう言ったのに とか、

約束したのに とか、

言う事とやることが違う、

とか言って自分や他人を責めることがある。


あの震災でも、それ以前にしようと思って、

そう言ってたことが出来なくなった、

なんてことがいっぱいあったと思う。

そんなのは例外だと言われるかもしれないけど、

ホントのことに例外はないので、

考える。


まぁ、思っても言わなければいいんだけど、

言ってしまうと、

言うこととやる事が違う と言われてしまう。


でも、「やる」っていう動詞が表わす内容は未来のこと。

明日これやるよ、とかね。

今、これやるよ って言っても、

実際にやるのはそう言った瞬間より後の時点のことだからね~。

なので、「やる」「やります」 って聞いたら、

そのつもりなんだな、変わるかもしれないな、変わらないかもしれないな、

って聞くのがその動詞の正しい聞き方と言えるかもしれないな。


なので、言うこととやったことが違うのは当たり前のこと。

一瞬先のことであっても、

未来のことは誰にとっても予想、予定でしかないのはその通り。


人も刻一刻と動いているし、

周りの何もかもが、刻一刻と動いているからね~。


でも、言ったらどうなるか、というのに関心が向かないというのも、

素晴らしいとはいえないけど。


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