フライフィッシングの話

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グラスロッド一本勝負@BerryPark in FISH ON ! 王禅寺 その2

2025-01-30 10:00:00 | 管理釣場
移動してからは、今までの状況が嘘のように、ほぼ毎回アタリが出るようになって、バラシが多かったものの、順調にヒット&ランディングを繰り返す。やがて、2尾目のスチールヘッドもキャッチして、このまま終了時刻まで爆釣と思われたが、そうは問屋が卸してくれず。またしても釣れない時間帯に突入してしまう。

あともう1尾釣ればツ抜け達成だが、残り時間はすでに20分を切っている。半ば諦めムードが漂う中、放置していたインジケーターがスーッと沈んでいき、すかさず合わせると、大きな魚体がガボガボッと水面を割った。それを見て、ああこれはデカイなと思い、そこからは慎重にやりとりを続けた。というのも、大型魚は首を振った際にフックを外されてしまうことが良くあるからだ。

掛けてからどのくらい経っただろうか。とにかくものすごい重さにロッドを持つ手が疲れてきて、右手から左手、或いはその逆と、交互にグリップを持ち替えながら何とか耐え凌いでいた。ロッドに関しては、バットにパワーがあるので不安は無かったものの、問題はティペット結び目部分の劣化具合である。そう言えば移動する前に、隣で釣っていた人が大きな魚を掛けて、切られてしまったのを思い出す。とは言え、すでに掛けてから5分ほど経過していたため、そろそろ良いだろうと思い、ロッドを立てて寄せようとしたところ、今度はもの凄いスピードで横に走って行き、15ヤード程ラインを引き出されてしまった。まだまだ余力を残していたのだろう。特に大型魚とやりとりする場合、ここで切られるケースも多く、最後まで気を抜けないのだ。

最終的には、10分近いファイトの末、ようやくネットに収めることが出来た。計測してみると、見た目のわりに長さはそうでもなくて、残念ながらロクマルには少し足りない59センチ。とは言え、最後の最後でこのサイズ、しかもツ抜けで終えることが出来、今回も満足の釣行となった。

本日の釣果、ニジマス8尾、スチールヘッド2尾、バラシ多数。


2尾目のスチールヘッド。この魚ももの凄いスピードでファイトした。



このロッドはバットがしっかりしていて、大型マスでも安心してやりとりすることが出来た。



デカい、太い、重い、と三拍子揃った59センチのドナルドソン。とにかくスタミナがあり、なかなか上がって来なかった。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Uniglass 8ft. 5wt.
リール Hardy Marquis 6
ライン Goture General WF5F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 5X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ スーパーオクトパス #10 オレンジ

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