とにかくこのリールは、構造が斬新である。
というのも、普通なら、センターシャフトを被う部分とスプールのスポークは、強度が必要なため一体成型されているものだが、このリールはそれぞれ別々のパーツから出来ている。
どういうことかというと、写真でセンターを止める金具の下に三ツ星形のパーツが見えるが、このパーツは実は対になっていて、スポークの先端を両側からはさんで固定しているのだ。
もちろん、それだけではない。
回転の滑らかさ、軽さ、そして頑丈さも兼ね備えている。
そして、何よりこのデザイン、惚れ惚れするほど格好良いではないか。
唯一の欠点は、ラチェット音がしないこと。
これは、長年ハーディのようなリールを愛用してきた者にとっては結構寂しいものがある。
あと、自分はやらないが、パーツが一体式ではないから、釣場でいざスプールを交換しようとすると、かなりやり辛いかも知れない。
写真:上はループのエヴォテックFW 2six、文字通り2~6番の低番手用だ。
そして、下がダニエルソンのFW 4seven、こちらは本体が5eightと共通で、スプールを共有することが可能。
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