暫くブログの更新が滞ってしまった。
加えて、今年は花粉症の症状が重く、解禁日を迎えてもなかなか行く気にならなかった。
ところが、気候が春めいてきて、桜が咲き始めると、またむくむくと釣りへの欲望が芽を出し始める。
釣り人も、自然のサイクルの中にしっかり組み込まれているということなのだろう。
昨年は芦ノ湖で迎えたシーズンだが、今年は忍野からスタート。
大臼荘で年券を購入して橋の方へ歩いて行くと、リバーズエッジのW氏がいつものようにR君を連れてやって来る。
状況を聞くと「今日はこのまま晴れなければ、もしかしたら良いハッチがあるかも知れない。」と言う。
とりあえず橋の下で竿を出してみたが、あまり反応が無く、そのまま下流へ移動。
堰堤の上でようやく一尾目をキャッチした。
するとフライがハマったのか、暫くそこで入れ喰いのような状態が続き、七尾をゲットしたところでさらに下流へ移動。
温泉下で型の良いブラウンを発見したので、アプローチしてみると、一度フライを追って来ただけだった。
富士急に行くと、オナシカワゲラのハッチがポツポツあり、良型のニジマスがライズを繰り返していた。
ところが、反応はあるもののフッキングには至らず、しかも合わせですっぽ抜けた際に樹に引っかけ、唯一の当りフライをロストしてしまった。
仕方無く、もう一度温泉下へ戻り、対岸際のライズを狙ってみると、いきなり良型のブラウンがヒット。
「あれっ、もしかしてさっきのブラウンか?」と思ったのも束の間、水面近くでガボッガボッと首振りした途端バレてしまう。
そして、堰堤へ戻り、フラフラと漂うようにライズしていた良型のヤマメをゲットし、午前の釣りを終了した。
つづく
写真上:まだ草木が芽吹いたばかりの温泉下の風景。忍野の春はこれからが本番だ。
写真下:堰堤上でヒットしたヤマメは25センチと良型だったが、残念ながらこれは放流されたばかりの個体のようだった。
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