フライフィッシングの話

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6年振りの忍野は初夏の陽気~その1

2016-05-20 12:01:37 | 桂川(忍野)

タイトルにある通り、6年振りに忍野へ行ってみた。
とりあえず、大臼荘で日釣り券を購入。
自衛隊橋から川を覗くと、結構魚が見えて安心する。
いつもなら、橋の下から始めるのだが、あまりにも久しぶりだったので、ミッジングから始めようと堰堤へ直行。そこで、どうも様子がおかしいことに気付く。
以前川底を覆っていた大量のカナダ藻が、根こそぎ無くなっていたのだ。
しかも砂がまんべんなく溜まっていて、流れがフラットで魚の着き場が見当たらない。
それでも、ディンプルライズのある流芯を流すと、いきなり反応があった。
グリグリとロッドに伝わってくるのは、明らかにヤマメの感触である。
ネットに収まったのは、25センチほどのヒレピンだった。
続いてレインボーがヒット。
こちらも25センチほどと小振りではあったが、何度もジャンプを繰り返す元気な自生ニジマスだ。
これは幸先が良いぞと思っていたら、その後はピタリと反応が無くなってしまった。
仕方なくS字へ移動してみると、対岸の柳の下には相変わらず沢山のヤマメが付いている。
相変わらずここのヤマメはスレきっていてほとんど反応がなく、それでもしつこくやっていると、その中の1尾が反応したものの、すぐにバレてしまった。
その後、上流へ行ってみると、今度は護岸が奇麗に整備されていて驚く。これを見る限り、結構大掛かりな土木工事が入ったのだろう。
もしかしたら、2011年秋に静岡と山梨に大量の雨を降らせた台風15号以降、忍野の環境は大きく変わってしまったのかも知れない。

づづく

写真上、身体に残る大きな傷跡以外はパーフェクトなヤマメ。
写真中、葉の裏で休むオオヤマカワゲラのアダルト。
写真下、一見すると何も変わってなさそうなS字の流れだが、流れの中は大きく変わってしまったようだ。

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