フライフィッシングの話
川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。
 




これはフライフィッシングを始めて2台目の思い出深いリール。
マーチンMG-7というモデルだ。(1台目もマーチン製で、確か63というモデル)

当時は、ブローニング/サイラフレックス社の6/7番グラスロッドに合わせて購入したのだが、芦ノ湖でハーリングに使っていたら2シーズン程でクリックに溝が出来てしまい、ドラグが効かなくなってしまった。
そのことを英文にして、メーカーに送ってみたところ、暫くして本体部分が船便で送られて来て、「何て良心的なメーカーなのだろう!」と、当時はいたく感激したものである。

材質は初期のCFOなんかと同じ鋳物製で、本体部分のベンチレーションホールと、フット部にも穴が開けられており、当時としてはかなりの軽量化が図られていた。
また、リールの上にお尻を乗せただけで、簡単に変形してしまうほど、柔らかで軽い素材がスプールに使われていて、その変形したスプールがペンチで簡単に元通りになってしまうなんていうのも、今では考えられないことであった。

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