勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

GWってなんですか?

2006-05-05 | TVや舞台やスポーツのお喋り
 木瓜(ボケ)
  バラ科(枝に棘がある)
  花言葉はー指導者、先駆者
  写真の木瓜は源平咲き(赤と白の2色咲き)のもの

世間はGWらしい。
私がGWにそれらしいことをしたのはいつ以来だろう。
箱根にテニス旅行に行って、芦ノ湖畔のバス停でライブ会場のような混み具合に呆気に取られたのが最後のようだ。
(結局バス会社が臨時便を増発して、無事帰る事ができたが)

今年も(去年もだが)世間から身を隠すようにして過ごすGW。
天気がいいので、せいぜい庭の手入れに精を出す、まるで年寄りのような隠遁生活が続く。
ああ、海外にでも行きたい!
ヴェネチアでしょう?ライン地方でしょう?白夜の北欧でしょう?
でもいまのところ、それは夢・・・。

しかたがないのでドラマ観賞。
近頃は映画を少しお休みしてる。
立て続けに見すぎて、かなり目が疲れていたからだ。
日本語の、しかもドラマは見ていて疲れないところがいい。
前のクールは「西遊記」と「夜王」だけ見ていた。
今期は「ブスの瞳に恋してる」「医龍」「クロサギ」を見ている。

そう、私は男優、主にジャニーズ主演のドラマを選択する傾向にある。
だってやっぱりカッコいい男のドラマのほうが、見ていて楽しいじゃないか。
「ブス恋」の稲垣さんは、久々に、と言うより初めて当たり役を得たようだ。
独特の雰囲気を持つ彼には、普通の恋愛ものやサスペンスより、こうした企画ものが似合う。
森三中の村上さんが、ドラマのヒロインって言うのも夢があっていい。

「医龍」は「夜王」の‘聖也’北村さんつながりで見てしまった。
スポットCMの坂口さんの台詞に思わず爆笑してしまったのでどうなることかと思っていたが、ドラマの中で言われると、そこまで不自然な台詞ではない。
あのスポットCM作った人、これはコメディですって言ってるようなものなんだが、狙いなんだろうか。
内容はそこそこシリアスで面白いのに、なんだかもったいない。
このドラマ、3週続いて視聴率が14.1。(不動の視聴率)
上がれないのはスポットCMのせい、のような気がする。

「クロサギ」はもちろん山ピー目当て。
中学生の頃から見ているから、なんだか親戚の子みたいに気になってしまう。
初回の電車が迫ってくるシーンが余りに馬鹿馬鹿しかったので、期待感が薄らぐ。
しかもラストの盛り上がるシーンで、「俺は詐欺師、ダァ↑」の台詞回しに脱力感。
もっとも詐欺師と言う題材が面白いのと、山ピーの為にいまだに見続けている。

このドラマの中で、ヒロインである氷柱(堀北真希)の役割がかなり観念的だ。
TVドラマで、しかもアイドル起用のドラマで、詐欺師と言う犯罪者を主役に据えたことで、彼女の存在の必要性が出てきたのだろう。
たとえ命の恩人であろうと、おじさんが危機に瀕してようと、正論を吐き続ける氷柱は、まさに主人公・黒崎の良心の声の象徴になってる。

もしも持ち金が百円きりしかなく、丸一日何も食べていなかったとする。
その時に1万円の入った財布を拾ったとする。
「やった、これで飯が食える」と思う。
だが良心の声は「拾ったものは警察に」と言い始める。
この声はかなりうざいが、それは正論だからだ。
空腹は悪魔のささやきを呼び、正論を無視しろと唱える。
たかが1万円じゃないかと。

黒崎は父親や家族を騙した詐欺師を憎み、復讐と言う悪魔のささやきに身を委ねてしまう。
だがどんな理由があろうと、人を騙すことは悪なのだ。
(被害者が犯罪者の為、届出をしないので犯罪にはならないが)
悪を懲らしめる悪というドラマは時代劇によくあるが、やはりアイドルドラマでこれはまずい。
そこで氷柱が登場する。

多分視聴者からもうざいと思われる氷柱役の堀北さんには災難だ。
が、良心の声と言う役割は続けて欲しい。
黒崎の過去を知って同情・・・なんかこれじゃ安易過ぎる。
もっとも彼女自身もアイドルなので、いつまで敵役は演じさせられないのかもしれない。

GWにドラマの考察をしている私って、本当に暇だよね。
Comments (2)
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