勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

ライブシーンだけで満足

2006-05-29 | 映画のお喋り
 『Be Cool』 2005年・アメリカ
   監督:F・ゲイリー。・グレイ
   出演:ジョン・トラボルタ、ユマ・サーマン・ハーベイ・カイテル、
      ザ・ロック、ヴィンス・ヴォーン、ダニー・デビート、
      クリスティーナ・ミリオン、スティーヴン・タイラー

出演者を見てもらえばわかると思う。
ある意味豪華。
ある意味わからない人にはわからない。
ある意味なんでこんなに出しちゃったの?
この他にもトム・ハンクスとニコール・キッドマンまでがカメオ出演ならぬ、映画の看板出演をしている。

トラボルタとユマのコンビと言えば、タランティーノの『パルプ・フィクション』を思い出す。
(ハーベイ・カイテルも出てたっけ)
もしかしたらクライムアクションものとして、そっちのファン層も取り込みたかったのかもしれない。
何となく複数グループがそれぞれ物語を構成し、最後にゴタゴタっとなるとこも真似してるし。
トラボルタとザ・ロックの絡みも笑えたし。

でもやっぱりストーリーに緻密さはまったくない。
いいとこ取りしようとして、軽いだけで終わっちゃった感は否めない。

ま、いいの、そんなことは。
私の見所は、まずユマ。
スーパーモデル顔負けのスタイルの良さと言い、おしゃれ度と言い、美人とはいえないかもしれないが、とにかくカッコいいのだ。
彼女のファンション、久々に真似したくなった。

そして最大の見所は、ロック界の帝王《エアロ・スミス》のスティーヴン・タイラー様の、こんだけ出るの!ってほど出番が多かったこと。
せいぜいちょこっと顔を出すだけかと思っていたけど、いい意味で期待を裏切ってくれた。
しかも天性の歌姫役のクリスティーナ・ミリオンとコラボ、2万人のオーディエンスの前でパフォーマンス。
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最後はトラボルタが久々にノリノリのダンスシーンを披露しながら、エンドロールが流れていった。
ストーリーは残らないが、ロック好き、あるいは濃い俳優の小ネタ溢れた演技が好きなら、見て損はない映画だ。
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