勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

検索ちゃんを検索

2006-05-06 | TVや舞台やスポーツのお喋り
昨年の10月からEX(テレビ朝日系列)で始まった‘爆笑問題の検索ちゃん’
もともと爆笑問題は好きだったし、もちろん品庄が(ほぼ)レギュラーで出ると言うので初めから見ている。

実を言うと、始まるまではまったく期待していなかった。
「深夜の雑学」と言う謳い文句で、クイズ番組と言う話だったからだ。
今でもそうだが、品庄はクイズ番組のゲスト出演が多い。
品川さんはともかく、庄司さんにとっては馬鹿キャラを弄られるだけ。

だが始まってみると、印象はまるで変わってしまった。
ご存知と思うが、この番組はクイズ形式を用いたトーク番組だったのだ。
MCが爆笑の田中さんならこうはならなかったろう。
太田さんにしたところが企画力の勝利。

地域によっては放送していないところもあるだろうが、番組HPの更新が早くて、その日のうちに主なトークが網羅されている。
これだけでもかなり楽しめるかもしれない。
番組HPはこちら

この番組にはすでに数々の伝説が生まれている。
収録はいいとも終わりの水曜日に行われるのだが、30分番組1本の収録になんと2時間半かかる。
3本撮りの頃(今は2本撮りらしい)は、3本目になると全員が疲れきってやつれてしまう。
番組を見てても妙なハイテンションで、今日は3本目だなとわかってしまうほど。

理由は爆笑・太田さんの「どうでもいい話」
面白いのだが、たまにまったくオチがなかったりする。
もちろんレギュラー芸人もどんどん絡んでくるから、余計話が長くなるのだろう。
カットされた部分だけで、トーク番組が何本作れるのか。
(思い切り見たい)

さらに春クール前にゴールデンで3時間のSPが放映された時のこと。
通常は深夜24:45~25:15に放映されるのだが、その時間で視聴率が10%近い。
多分スタッフはゴールデンで数字を取って、レギュラー化できると期待していたのだろう。
だが結果は7.2%の惨敗。
原因は通常番組とは関係ないゲスト部分が長すぎて面白くなかったから。

だってこの番組を面白いと思ってみてる人たちは、MC太田さんと小池栄子さん、レギュラー回答者の田中さん、伊集院さんor土田さん、品庄・次課長、そしてゲスト芸人たちのやり取りが好きなのだ。
ある意味、TBSのリンカーンよりも‘芸人の芸人による芸人の為のバラエティ番組’なのだ。
出演者の数が少ない分、それぞれの絡みが洗練され、成長し、完成していく。
番組冒頭のお祭り騒ぎはまさしく深夜ノリから産まれた傑作シーン。

マンネリ化という敵は待っているかもしれない。
だがいつまでも続いて欲しい番組だと思える、数少ない番組の一つであることは確かだ。
Comments (9)
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