勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

いわし雲が泳いでた

2006-09-03 | Pluviaの窓(写真のお喋り)
今日の昼下がり、空にいわしが泳いでいた。
長い長い帯状の雲が川のように流れていく。
そのひとつひとつが細かく分かれ、まるで魚のうろこのように見える。
それがいわし雲。あるいはうろこ雲だ。

残念なことに、雲が現れたのは傾きかけた日の方向。
明らかに逆光だ。
街中の狭い視界の中、逆光を避ける場所移動の方法はない。
モニターが眩しくてよく見えないが、とりあえず何枚か撮ってみる。

家に戻ってPCに取り込んでみたら、やっぱりほとんど白いだけ。
せっかくの『うろこ』がきれいに写っていない。
左側の部分の細かいうろこが、右側もその先も、延々続いている様子を想像していただくしかない。

いわし雲は秋の季語になっている。
雨の前兆と言われ、いわしが大漁になる前触れとも言われる。
少し前まで空には入道雲。
そして季節は移り変わり、いわしが泳ぐようになった。

空を見て、季節の移り変わりを感じていると、ちょっと贅沢な気分になれる。
自然が味あわせてくれる心の贅沢だ。

Comments (2)
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