とうとうお稽古最後の日がやってきました。
その日の着姿はこんな感じ。
本来ならまだ9月なので袷の袋帯は締めないんですけど、前回のお稽古でこの帯を持ってきてくださったときに、半幅帯の練習のつもりだったもんだから袋帯用の小物を何も持って行っていなかったので締められないって言ったら先生がとても残念がって締めたところが見たかったわぁっておっしゃったので張り切って締めてったのに、先生ったらこの帯のことには1mmも触れてくださらなかったの(´Д⊂グスン
まぁ、いいんですけどね、そういうところのある方だってのはわかってるしぃ~。
この日のお稽古は「前回半幅帯で練習した帯結びを三重紐使って袋帯で結んでみる』でした。
ボディーを使って3人で四苦八苦しながら挑戦しました。
半幅帯で前結びで自分で結んでるのと他装で袋帯で結ぶのでは全く勝手が違ってて、どうにもうまくいきません。
しびれを切らした先生が説明されるとおりに結んでみて何とか形にはなりましたが、私たちが結んだ帯結び、一応の形はできてるものの、そこに先生の手がちょっと加わると見違えるほど帯結びが生き生きと素敵になってしまうのです。
さすが先生。っていうか、わが身の未熟さをひしひしと感じた瞬間でした。
お稽古と経験がまだまだ足りないなぁと実感した次第です。
でも、お稽古この日で辞めちゃうんですけどね``r(^^;)ポリポリ
そうそう、帯結びの写真撮るには撮ったんですが、先生オリジナルの帯結びのため掲載NGです。ご容赦くださいませ。
先生もお仲間もとっても残念がってくださいました。
先生は相変わらず「1年の辛抱だと思って待ってるからね」ってくどいほどおっしゃいます(笑)
お稽古終わって片付けしてるときに二人のお仲間からお手紙をいただきました。
こんなことしていただけるなんて思ってなくて、私からは何のメッセージもお渡しできず、さぞ薄情な人間だと思われてるのではないかと後悔しております。
言い訳でしかありませんが、お手紙書こうと思わなくはなかったのですよ。
でも、去っていく私が、寂しいの名残惜しいの言ってしまったら、だったら辞めなきゃいいじゃんって話なので、明るく『ありがとございました』と感謝の気持ちを伝えるだけにしておくのが良いのではないかと思った次第なのです。
それに、定期的に教室でお会いすることはできなくなりますが、装道学院の催し物には出かけるつもりでおりますのでその時お会いできますし、会おうと思えばいつでも会えるという意味でことさらにお別れ言うこともないなと、勝手な解釈をしたのです。
来月から『伝筆』の講座を受講します。
最近ぱったりと伝筆書いてませんが、お稽古で練習した作品も含めてUPしていこうと思いますので、そちらもぜひお楽しみにww
10月になったら普段着着物のほうも着る日が増えると思いますので着姿のほうもこれまで通りUPしま~す。
お稽古で仲良くしてくださったみなさ~ん、10年間、とっても楽しかったです。
養成科の試験も花嫁の試験も大変だったけどやってよかったと思います。
いい思い出になりました。苦労を共に乗り越えたからこその絆も生まれたと私は思っています。
今後ともよろしくお付き合いいただければ幸いです。
本当にありがとうございました。
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