松江城を出てこの日のお宿『
文人ゆかりの宿 皆美館』へ向かいました。
このお宿は、くどいようですが新婚旅行で泊まったお宿。
20代の新婚さんが泊まるにしては渋すぎるお宿なんですが、結婚式場の方にお任せの旅行プランだったので当時は何も思わずに泊まったんだと思うんですよね。
こんなに歴史のあるすんごいお宿だったとは正直今回の旅行を計画して調べるまで全く気付いておりませんでした。
さて、チェックインの時間より少し早くついてしまったんですが、快くお迎えいただきました。
ロビーでウェルカムドリンクのサービス。
福来茶(島根県産のくろもじ)とびわと出西生姜のジュレ
びわの甘さと生姜のジュレのさっぱり感がマッチしてとっても美味しかったです。
お部屋は2階の芙蓉の間。
左側のお部屋です。(光ってて名前読めませんね<(_ _)>)
お部屋に入ったとたん、「ここだぁ~~~~!」って声が出るくらい感激してしまいました。
(私としたことが、お部屋に入ってすぐの写真を撮り忘れてしまって、これは翌朝布団を片づけてもらった後の状態です)
当時の記憶が残っていたってわけではきっとないと思うんです。
アルバムを引っ張り出して写真を何度も眺めていたからこのお部屋だとわかっただけなんだと思うんです。
でも、その写真に残るお部屋が目の前にあるっていうのは感動ものでした。
お部屋に用意されたお茶菓子
紅白の勾玉の砂糖菓子はお土産に買って帰りました。
和三盆の甘さがとっても上品で美味しかったんです。
夕食の時間を聞かれたので、夕日の撮影をしたいことを伝えると日没の時間をすっと答えてくださいました。
宍道湖に沈む夕日は有名ですからねぇ、そういうお客様が多いんでしょうね。
お部屋係の方にも日の入りの時刻がしっかりインプットされてるようでした。素晴らしい!
また、従業員の方たちで手作りされたお宿周辺のMAPをくださいました。
ガイドブックにも周辺地図は載ってたんですけど、本を持ち歩くのは重いので助かりました。
係りの方が部屋を出ていかれた後、部屋のあちこちで撮影会ww
不覚にも当時の写真を持参するのを忘れてしまって、全く同じアングルでとはなりませんでしたが、思い出しながら撮ってみました。
30年前の写真と並べてみます。
撮影場所が違いますが、30年前と今の夫君。
年齢を重ね、ずいぶんと貫禄が出ましたねぇ。。。特にお腹まわりが(笑)
縁側というのでしょうか?窓辺に置かれた椅子に座った写真は何枚も撮ったんですが、丸い窓の方を向いた写真が1枚もないんです。
どうして撮っておかなかったんだろうって後悔したんですが、ふと思い出しました、こちら側には今は冷蔵庫やエアコンが設置してあるんですよ。
なのであえてそういうのが写り込むのが嫌で反対側の椅子でばかり撮ったんだと気づきました。
30年前は冷蔵庫は多分別の場所に、エアコンはついてなかったんでしょうね。
その反対側の椅子での写真はこちら。
椅子とテーブルは変わってましたが、窓や手すり(?)の感じは当時のままでした。
お部屋からの宍道湖の風景
午後4時、先ほどいただいたMAPをもって午後7時頃の夕日の撮影をするべく、その時間まで近くを散策しようと宿を出ました。が、それはまた別のところでお話ししますね。
夕日の撮影を終えて帰ってくるとちょうど夕飯の時間になってました。
途中で買ったお土産をお部屋に置いてすぐに1階のレストランへ。
30年前は確かお部屋食だったなぁ。
お庭に近い窓際の席に通され、まずは食前酒と先付け
デラウエアのワインで乾杯ww
先付けは穴子の洗いと千枚蛸
私、お寿司の焼穴子は大好きですが、洗いでいただいたのは初めてでした。
蛸もあんまり得意ではなかったんですが、身に隠し包丁のように切り目が入れてあって噛み切りやすくしてもらってたので、すごく美味しく頂けました。
前菜は季節の味覚盛込み
写真は2人分です
しまったぁ~~~~!!!
時間が経ちすぎて何だったか忘れちゃった!
辛子蓮根と梅の甘いのはわかるんですが……。
すみませんねぇ。今回、お品書きが添えられてたのでそれを持ち帰ったことで安心しちゃってました。
一つ一つ丁寧に説明していただいたはずなんですけど。。。
年齢を重ねていくにつれ記憶力の低下は致し方ないわけですが、それを踏まえてきちんと記録しておかないとダメですね。
吸鍋
お吸い物代わりの鍋ということでしょうか。
あごのつみれ鍋でした。
一人分ずつ取り分けていただきました。
お出汁がたっぷりとしみ込んだ大根がめっちゃ美味しくて、「大根、美味しいねぇ」って夫君に言ったら、どれどれと自分のお椀の中を探してた夫君。「無いぞ?」って。
「うっそぉ~~~~」だって、私のお椀の中には大根がゴロゴロしてるんですもの。
2つ3つ夫君のお椀に入れてあげました^^
お食事の係りの方、ベテランさんっぽかったですが、こんなしくじりされるのですねwwグッと親近感がわきました。
それにしても片方のお椀に一つも入ってなかったって、なかなかやろうと思ってもできるもんじゃない気がしますよ。
続いて御造り三種盛り 石鯛とまぐろとカンパチ。
これも二人分です
楽盛り
右からセロリの浅漬け・境港銀鮭生姜味噌田楽・すっぽんの茶わん蒸し。
すっぽんって多分初めて食べたかも。
茶わん蒸しの具ですからほんの少しなんですけど、それが私にはありがたかったです。
コラーゲン豊富って言われる食材があんまり得意ではないもので``r(^^;)ポリポリ。
いい年して好き嫌い多すぎなのです、すみません。
そういえば30年前、時期的にお鍋の季節で確か牡丹鍋が出たんですけど、私そのころお肉全般あんまり得意じゃなくて、イノシシの肉が食べられなくて二人前のお鍋のお肉のほとんどを夫君に食べてもらったことを思い出しました。
この話をするたびに必ず夫君に笑われるんです。その時、「一口でいいから食べてみろ」って言われて食べたんですけど、その時の私、すんごい顔してたって。
おっと、また話がそれてしまいました。
メニューにはなかったんですが、ご好意でイカの塩辛を出していただいたんです。
夫君の大好物ww喜んでいただきました。
喜んでいただいたので写真撮ってないことに気づいたときにはもうこれだけしか残ってませんでした(笑)
焚だしは丸茄子の揚げだし餡掛け
大きな茄子で上品なお出汁の餡がかかってて美味しかったです。
ここらですでにお腹は十分満たされてたんですが、メインディッシュは実はこれからなのです。
食べきれるかしら……。
強肴と御飯は3種類から1品選んでいただきました。。
強肴は和牛サーロインステーキ・奥出雲豚と斐川産とまとのオーブン焼き/いさきの煮つけの中から、御飯はうにの釜飯・出雲蕎麦・鰻茶漬けの中から。
強肴は2人とも和牛サーロインステーキにしたんですが、御飯はうにの釜飯と鰻茶漬けを選んで分け合うことにしました。
和牛サーロインステーキ
とっても柔らかいんですけど肉質はしっかり感じられて、脂が程よくて、やっぱりステーキは美味しいです。
ただ、残念なことに真剣にお腹いっぱいになってきてたので二切れ夫君に差し上げました。
うに釜飯と鰻茶漬け
鰻茶漬けは半分ずつ食べて、うに釜飯はお茶碗に取り分けてもらいました。
デザートは季節のフルーツ
これまたボリュームあるぅ~。
お腹いっぱい美味しいお料理をいただいて、係りの方と楽しくおしゃべりさせていただいて、至福の時でございましたww
そんなこんなで食事が終わったのが9時を回っておりました。
料理を運んでくださった係りの方にお願いして、お庭に出て写真を撮っていただきました。
夜のお庭も素敵でした。
ここでも写真撮りまくり(笑)
お部屋に戻ったのが9時半過ぎでそれから大浴場へ。
時間が10時頃だったので貸し切り状態でゆっくりできました。
夫君に聞いたら男湯も貸し切り状態だったそうです。
この日はめっちゃ歩きました。
スマホの歩数計が2万2千歩越え(笑)
朝から観光しまくりでしたから疲れもあったんでしょう、1日目と違ってあっさり眠りにつくことができました。
3日目はいよいよ最終日。
と、その前に宍道湖畔の散策編がありますが、これはまた後ほど。
いつものことですが、引っ張っております(笑) あしからずww
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