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着付けを習うと言うこと

2018年09月09日 | 和装あれこれ
流れてますねぇ、秋の着付け教室の生徒募集CM。
今年のCMキャラクターは篠原涼子さんですか。 (これでどこのかわかっちゃいましたね``r(^^;)ポリポリ)

いえ、そこはどうでもいいところなのです。
着付け教室なるものは今や星の数ほどある(と思う)ので、その着付けの方法もそりゃぁたくさんあるのです。

お嬢に言わせると「たかが『着るもの』なんだから好きに着ればいいじゃん」だそうです。
まぁ、その通りなんですがね。

それぞれの流派って言うんですかねぇ、出来上がりは同じように見えるのですが、細かいところが微妙に違うのですよ。
それだから教室というものが成り立つんでしょうがね。

私も一つの教室でそこの推奨する『着付け』を学びました。
基本は教わった方法で着るようにしています。
でも、着物関係の本や雑誌を見ると綺麗に着るコツや裏技を紹介した記事を目にするじゃないですか。
教わった方法と違っても楽そうだなと思ったら試してみるわけですよ。
習った方法より雑誌で仕入れた方法のほうが自分にはしっくりくるってことがあるものです。
でも、教室ではその方法はやれません。
『我流』になってしまいますから注意を受けます。
教室でのお稽古の際はきちんと教わった通りに手を動かして着付けを進めなければなりません。
ここでこの方法のほうが楽なんですよって雑誌で仕入れた方法をやってしまうのはOUTだと思うのです。

家で普段に着物を着るときは正直我流が入ってます。
習った方法じゃない方法で帯結んだりしてます。
仮紐使いまくったりして``r(^^;)ポリポリ
でも私はそれでいいと思ってきました。

これは全くの私の勝手な解釈ですが、教室で習う『着付け』は漢字の書き順みたいなものじゃないかって思うんです。
小学校で漢字を習うとき先生が黒板に一つずつ書き順通りに書いて教えてくれますよね。
でも、書き順間違えて覚えてたりたまたまその時だけ違う書き順で書いたりしちゃうことあるじゃないですか。でもどんな書き順で書いたとしても書きあがった字だけ見たらはそれは間違ってない正しい文字に見えるんですよ。
ならばどうして漢字に書き順があるのか、これも私の勝手な解釈ですが、その方が整った文字が書けるからじゃないかなぁと思うんです。
着付けの手順も同じで、仕上がりの着姿が美しく見えるようにするためにそれぞれの流派の正しいとされる手順があって、それに沿って着つけることが良しとされるんだと思うのです。
ですから一通りの技術が身につくまでは正しいとされる手順をおざなりにしてはいけないと思っています。
ただ、一通り自分で着られるようになったらより簡単により楽にって方法を探すのは決して悪くはないと思います。
決まった手順に縛られて着物を着ることが窮屈になって結果着物から遠ざかってしまうとしたらちょっと違うかなぁって。

ちょっと、語ってしまいましたね。
着物に関してとか着付けに関してとか人それぞれの考え方があると思います。
どれが正しくてどれが間違いだとは言えません。
そのうえで私はこう思うってことが発信していけたらなぁって思っています。

次はいつ何を語りたくなるかはまったく未定ですけど``r(^^;)ポリポリ


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コメント (2)
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