台湾・大雪山21kmの人気者タイワンシジュウカラです。
タイワンシジュウカラ/黄山雀/Yellow Tit
背面と目筋が黒色で腹部と顔面が黄色、冠羽が立ち後頭部の先端が白くなるのが特徴です。
台湾固有種で台湾を代表する野鳥の1つで台湾の野鳥図鑑の表紙にもなっています。
シジュウカラと言うよりはお腹の黄色いヒガラと言った感じになります。
台湾の中低山から高山に生息していて割と希少種になるかと思います。
タイワンシジュウカラは素早く動き止まらないので撮影が大変です。
それに、綺麗で可愛らしくそこそこ珍しいので台湾でも大人気です。
ヤブムラサキの実を食べに1回、山桐子の実を食べに1回やって来ました。
小さくてよく動くので撮るのに苦労しましたが何とかいい感じで撮れたと思います。
山桐子にはミミジロチメドリもたくさんやって来ました。
ミミジロチメドリ/白耳畫眉/White-eared Sibia
白い耳飾りと紺色の背面、茶褐色の腹面が特徴の台湾固有種で中低山の普通種になります。
割と大型のチメドリでピピピチューと啼きながらいつも集団で行動しています。
山桐子ではチャバラオオルリの次に多くやって来るイメージです。
夏場は警戒心が強い鳥なんですが冬の山桐子の実ではじっくり撮らせてくれます。
啼き声が可愛らしく見栄えもいいのでついついたくさん撮ってしまいます。
山桐子に来たその他の小鳥たちです。
メジロチメドリ/繡眼畫眉/Grey-cheeked Fulvetta
灰色地で背面は褐色、目の周りが白い小型のチメドリです。
山地に生息する台湾固有種で数は多く普通種になると思います。
カラ類との混群でやって来て落ち着きがなくほぼ止まらないので、
撮影には集中力が必要になります。
カンムリチメドリ/冠羽畫眉/Taiwan Yuhina
白地に顔面に隈取り模様、羽冠の前面は赤褐色、背面は褐色の小型のチメドリです。
こちらも山地に生息する台湾固有種で普通種になります。
数羽で集団行動を取り定期的に実を食べにやって来るので待っていれば撮れます。
5月に行ったときには桜の実でたくさん撮りましたが今回は少しだけ撮れました。
チーチーと可愛らしい声で啼くのでチメちゃんと呼んでいます。
1.2枚目と3枚目は撮った日にちが違うのですけど同じ枝で同じ向きですね。
黒く熟した山桐子の実を選んで食べているようです。
キバラシジュウカラ/青背山雀/Green-backed Tit
日本のシジュウカラのお腹を黄色くした感じの台湾固有亜種です。
大きさや行動は日本のシジュウカラと同じで普通種です。
中低山から高山の鳥ですが冬場は平地でも撮れます。
今回はタイワンシジュウカラとの混群でやって来ました。
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