広域な植物監視のための欧州宇宙機関のミニ衛星プロバⅤがヨーロッパの日食の影を捕えた。2015年3月20日、皆既日食は、北大西洋に沿った、フェロー諸島からスヴァールバルまでの細い帯を通過した。ヨーロッパと北アフリカでは、40%~90%の、月で隠された太陽面の部分食を経験した。この部分日食は、地上に関してプロバⅤによっても観測された。北アフリカでは実際の暗黒化は見えないが、食によって投げられた影が、皆既食帯に最も近い西の部分が最も暗くなって、イタリア、アルプス山脈、中央ヨーロッパに良く見えている。
<参考>:2013年に打上げられたプロバⅤ(Proba-V)は、2日ごと全地球を観測し、植物の成長を記録し、また、嵐、火災、森林破壊などを監視する欧州宇宙機関の小型衛星です。なお、昨日掲載したプロバ2は太陽を観測する欧州宇宙機関の小型衛星です。
<出典>: 「イメージの宇宙(Space in Images);欧州宇宙機関」
<大判>: ここに挙げたイメージは一部です。全体像は こちら からご覧ください。