1965年3月18日、ボスホード宇宙船から船外に出たロシアの宇宙飛行士アレクセイ・レオーノフは、 船外活動を行なった初めての人間になった。この遠征は問題なしではなかった。レオーノフの宇宙服は宇宙の真空で大きく拡がり宇宙船に入ることができなかった。彼はスーツのバルブを開き、エアロックに入るために十分な空気を漏れさせた。彼の船外活動は僅か12分で終わったが、宇宙飛行士が宇宙船外で働き得ることを証明した。3ヵ月弱後に、アメリカのエド・ホワイトが、ジェミニ4ミッションの一部として、21分間のNASA初めての船外活動を行った。ヨーロッパ最初の船外活動は、1988年にロシアのミールで飛んだ、フランスのジャンルー・クレティエンであった。写真は、2009年に国際宇宙ステーションのミッション STS-128 で船外活動を行った、欧州宇宙機関の宇宙飛行士クリステル・ファガーソンである。
<出典>: 「イメージの宇宙(Space in Images);欧州宇宙機関」
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