NASAのドーン(Dawn:夜明けの意)宇宙船は、矮惑星の周辺軌道を周る初めてのミッションになった。東部標準時3月6日金曜日午前7時39分(日本時間3月6日午後9時39分)ごろに矮惑星の重力によって捕えられたとき、宇宙船はケレスから約 61,000 キロメートルにあった。このケレスのイメージは、宇宙船が未踏の世界の軌道を完成する数日前の3月1日に撮られた。太陽から顔をそむける側に宇宙船の軌道を置くので、4月中旬まではケレスの大部分が影になる三日月として示される。ドーンがケレスの暗い側から出てくるときには惑星の低い軌道に降ろすので、より鋭いイメージが届けられるだろう。ケレスのこのイメージスケールはピクセル当たり 2.9 キロメートルである。ケレスは平均直径約 950 キロメートルである。
<参考>:ケレスは火星と木星の間の小惑星帯の矮惑星であり、ドーンはこのクラスの天体を周回調査する初めての宇宙船です。なお、彗星を周回調査する初めての宇宙船には欧州宇宙機関のロゼッタ宇宙船があります。
<出典>: 「今日のイメージ(Image of the day)」
<注>:イメージをクリックすると別の動画を示します。