お知らせ: 今日、12月3日(火)午後7時過ぎ、日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が地球フライバイを行い、さらに加速して小惑星「リュウグウ」に向かいます。中継放送などは特段ありません。最接近時の明るさは10等星以下(肉眼で見えるのは6等星程度まで:数字が大きいほど見難くなる)、小型の天体望遠鏡で見えるかどうかという程度です。 JAXA では、 はやぶさ2スイングバイ軌道3次元表示 を公開していますが、特殊なソフトが必要なことと、ファイル容量が大きいこと、Windows 7 までであることなど専門家向きと言えそうです。なお、この事項は新しいことが分かれば追記します。
遠征40クルーメンバーの一人によってとられたこの夜の写真の前景に、国際宇宙ステーションのロボットアームにつかまれたオービタルサイエンス社のシグナス貨物運搬船が際立っている。写真の中に多くのヨーロッパ諸国を見ることができる。ほぼイタリアの全土、手前中央に地中海のコルシカ島とサルデーニャを含めて、トリノ(左下)からシシリー(右中央)の島まで見ることができる。アドリア海を越えたイタリア全土が見え、いくつかの他の国の都市の光が見える。 1/6 のシャッター速度が地平線上に多数の星を見せている。
今回のオービタルサイエンス社のシグナス貨物運搬船 ATK CRS-4 は、12月4日早朝に打上げられ、12月6日夜国際宇宙ステーションと並走、捕捉され、仮設置される予定です。油井亀美也飛行士達、遠征45の最後の大きな活動になります。中継放送の時刻などは 「天文ニュース」 「トップニュース」から。
<出典>: 「遠征40イメージギャラリ(EXP 40 Image Gallery)」
<大判>: イメージをクリック