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4月5日:ハッブルの銀河中心への旅

2016年04月05日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

我々のミルキーウェイ銀河の中心の奥深くを凝視して、NASAのハッブル宇宙望遠鏡は、50万を超える星の豊かなつづれ織りを明らかにしている。これらの星達は、いくつかの青い手前の星を除いて、我々の銀河で最も大規模かつ最も密度の高い星の集団、ミルキーウェイの核の星の集団の一部である。そこでは星達がきつく詰め込まれ、我々と我々の最も親しい星の隣人 4.3 光年にあるアルファ・ケンタウリとの間に100万の恒星が詰め込まれているのに等しい。この星の集団は、我々のミルキーウェイ銀河の中心の、太陽質量の約400万倍の超巨大ブラックホールを囲んでいる。

<ひとこと>: このイメージは、視界を妨げるガスやダストの雲を透過するために、ハッブル宇宙望遠鏡の“赤外線”でとったミルキーウェイ銀河の中央を、人間の目で見えるように配色したものです。学者達は、ここに見られる星達は氷山の一角であって更に多くの星があると推測しています。

 <出典>: 「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)」

 <大判>: イメージをクリック

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