グリニッチ標準時2016年2月29日 14:09 の打上から2週後に捕えられた、コペルニクス計画センチネル3A衛星からの最初のイメージは、ノルウェーのスヴァールバルの昼夜境界線を捕えた。このイメージは、雪に覆われた群島とともに、北極海の氷、いくつかの雲の形を示している。このイメージは、300メートルの解像度 1,270 キロメートルのバンド幅の21の異なるバンドをとる、衛星の海陸カラー装置(Ocean and Land Colour Instrument)によってとられた。地球に関するこの装置の新しい目は、海洋の生態系を監視し、植物を支援し、収穫の状況、内陸の水などを監視するだろう。それはまた、大気のエアロゾルや雲の評価を提供し、その全ては、情報に基づいた意思決定で社会に重要な利益をもたらすだろう。センチネル3Aの機器のパッケージには、また、海陸表面温度放射計、合成開口レーダー高度計、マイクロ波放射計をも含んでいる。
<出典>: 「Space in Images;欧州宇宙機関」
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<お知らせ>: 日本時間明日4月3日日曜日午前3時、国際宇宙ステーション補給船プログレスが到着しドッキングします。ドッキングは自動で行われます。中継放送等の詳細は3月31日の記事を参照してください。