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5月30日: ハッブルからの赤い長方形星雲

2018年05月30日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この風変わりな赤い長方形の星雲はどのようにつくられたのだろう? 星雲の中央には、確かに星雲にパワーを供給しているが未だ色が説明できない年老いたバイナリ星システムがある。この赤い長方形の変わった形は、恐らく、球状の流出を円錐形につまんだ厚いダストの 円環面(torus) に起因する可能性がある。我々は円環面をエッジ・オンで見ているので、円錐形の境界線の端がXを形づくるように見える。この異なる階段は流出が発作的に始まって生じることを示唆している。しかしながら、この星雲の異常な色はほとんど理解されておらず、推測では、それらは有機生命のための建築ブロックかもしれない炭化水素の分子によって部分的に提供されているのかもしれない。この赤い長方形星雲はいっかくじゅう座の約 2,300 光年にある。この星雲は、ハッブル宇宙望遠鏡からのイメージを最近再加工して、大きな詳細でここに示されている。中央の星達の一つが数百万年で核燃料を更に減らし、この赤い長方形星雲は恐らく惑星状星雲として花開くだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

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