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3月3日: ジュノからの木星の磁場

2020年03月03日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

木星の磁場がどれほど地球のものと似ているだろう? NASAのロボット・ジュノ宇宙船は、木星の磁場が驚くほど複雑であり、木星の世界が地球のように一つの磁極を持たないことを発見した。ジュノのデータからアニメ化されたように、ある瞬間の木星の磁場のスナップショットがビデオに示されている。赤と青の色は、強いプラス(南)とマイナス(北)の磁気フィールドの雲のトップ領域を表している。惑星を囲んでいるのは仮想された磁場のラインである。アニメビデオの最初は、比較的一般的な双極のフィールドで始まっているが、しかし、間もなく、今大きな青い場所として知られる磁気領域が視界の中を回転し、それらは木星の回転軸に直接並んではいない。更に二番目の続きでは、このイラストのアニメーションは木星の回転軸の一つに我々を連れて行く。そこでは、赤い磁気のホットスポットが、広げられある時は環状であることを明らかにしている。木星の磁場のより良い理解は、地球の謎の惑星磁気をよく理解する方向への手掛かりを与えるかもしれない。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<アニメーション動画>: イメージをクリックして Youtube から。

<ひとこと>: 木星探査衛星ジュノ(Juno:またはユーノー)は、1989年に打上げられた木星探査宇宙船ガリレオに続いて2011年に打上げられた。その名は ギリシャ神話のジュピター(天文用語では木星)の妻 の名からとられている。 

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