ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル5P衛星からのデータを使ったこのイメージ(右)は、2020年3月7日から16日までの二酸化窒素の濃度を示している。
<出典>: 「コペルニクス・センチネル5P(Copernicus Sentinel-5P:ESA)」
<大判>: 右上のイメージは こちら から。
<記事の主旨と説明>: 二酸化窒素(NO2) は環境汚染の大きな要因となっている化合物である。この記事は中国のコロナウィルスによる活動停止に伴う大気汚染の急激な減少を報じたもの(昨日の記事)であるが、ここでは周辺の、韓国、日本の現況に焦点を当てている。人的活動が盛んであった昨年12月(左図)と比較して、3月21日(右図)では、中国、韓国、日本ともに汚染が減っている(人的活動が抑制されている)。なお、二酸化窒素の汚染が、東京、大阪、名古屋など、韓国ではソウルなどの大都市に集中していること、中国の汚染が如何に極端であるかを見てとることができる。