私たちの最も近くにある恒星であり馴染み深い天体,太陽.その内部はどんな観測機を用いても見ることはできませんが,太陽表面の観測や理論的研究から,太陽の内部は複雑な流れで占められていることがわかっています.そしてこの複雑な流れが,黒点やフレアなどの太陽活動の源と考えられています.また,太陽の表面に現れる強磁場である黒点の数は11年の周期で増減することが知られていますが,その周期の仕組みは大きな謎となっています.この11年の黒点周期の謎も,太陽内部の複雑な流れを正確に理解することができれば,明らかにすることができると考えられています.太陽内部の流れや磁場を精密に計算したコンピュータ・シミュレーションを元にした映像で,太陽の中身をのぞいてみましょう.
<出典>: 「国立天文台」
<ビデオ>: 日本語解説付きアニメーション動画(Youtube)は こちら をクリック。
<ひとこと>: 動画のそれぞれの過程の解説、その他詳細は国立天文台のサイト(上のリンク)から。
<お知らせ>: NASA長官は、米国時間3月17日に、NASAの全センターおよび施設のコロナウィルスへの警報レベルをステージ3に引き上げたと発表しました。これにより、現場対応を除いて、緊急遠隔作業に切り替えられることになりました。NASAの緊急時対応フレームワークは 「NASA Response Framework (英語)」 から。