この群島の大部分は、カナダ最大かつ最北の領域、 ヌナブト準州(Nunavut) の一部である。この多島域は約 1,500,000 平方キロメートル、94の主な島と 36,000 を超える小さな島から成っている。この群島は、西のボーフォート海、ハドソン湾、雲によって大きく覆われた南のカナダ本土によって囲まれている(周辺地図は こちら から)。カナダの北極群島の島は全体的に北西航路として知られ、一連の水路によって切り離されている。過去には、この北西航路は年間を通して厚い海氷のために通行できなかったが、北極の気象の顕著な変化によって夏の海氷は激減し、このルートを通って航行する船が増加した。2019年7月27日に撮られたこのイメージでは、ボーフォート海(Beaufort Sea)の砕かれた海氷とともに、カナダ群島(Canadian Archipelago)の水路に海氷を見ることができる。このイメージは、北極(特にシベリア)で野火が起きていたときに捕えられたので、このイメージでは、マッケンジー川に沿ってカナダ本土に野火が見られ、西に流れる噴煙を見ることができる。(以上大幅に要約)
<出典>: 「今週のイメージ:ヨーロッパ宇宙機関(Week in images:2-6 March 2020:ESA)」
<大判>: イメージをクリック(4701x8182 5.28 MB) 。
<ひとこと>: 大変大きなイメージですが、大判で確認してください。
<お知らせ>: 明日9日月曜日、ドラゴン貨物船が国際宇宙ステーションに到着します。中継放送時刻等はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。