天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

7月1日: 作業場所からの宇宙飛行士の視界/お知らせ1・2

2020年07月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2020年6月26日(金)、宇宙歩行者達ボブ・ベンケンとクリス・キャッシディは、国際宇宙ステーションの右舷トラス(S6)の遠い側の二つのパワーチャンネルの一つのバッテリを交換するための、予定された二回の船外活動の初回を終えた。ベンケンはツィッターにこのイメージを投稿して言った。「昨日、国際宇宙ステーションの作業場所からのこのショットを撮った。「スペースX」のクルードラゴンと日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の HTV (「こうのとり」)がはっきりと見える。働いている間の視界も悪くない・・・。」 船外活動の間、ベンケンとキャシディーは、右舷6トラス(S6)の二つのパワーチャンネルの一つの、六つの古いニッケル水素バッテリの五つを取り外し、三つの新しいリチウムイオン電池の二つを設置し、新しいバッテリの電力回路を完成させるための三つの関連するアダプタプレートの二つを設置した。ミッションコントロールは二つの新しいバッテリは良好に働いていると報告した。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 参考までに、機器名を付したイメージはこちらから。

<お知らせ>: ① 今夜、国際宇宙ステーションでは、バッテリ交換のための今回二回目の船外活動が行われます。中継放送時刻等はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、関連する船外活動が更に予定されていますが日程等は発表されていません。
② JAXA は、三菱重工業株式会社による H-IIA ロケット42号機(H-IIA・F42)を使った、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府宇宙機関の火星探査機 「HOPE」の7月15日の打上げを発表しました。 詳細はホームページの「アストロサイエンス(7月1日)」 および「今後予想される出来事」参照。

コメント