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7月14日: 彗星 NEOWISE(C/2020のF3)の二重の尾は長くなっている/お知らせ

2020年07月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

週末のオーストリアで、朝の空全域の20度を超える写真が撮られた。撮影者は言った。「この彗星は一つの写真に収めるには大き過ぎる。私は三つのパネルを合成した」 二つの尾の明るい方はダストの尾であり、その上の幽かな方は太陽風によって押されたガスから成るイオン尾である。肉眼で彗星を見るときには黄白色のダストの尾が見える。イオン尾は幽かでありまた暁の空とほぼ同色の青なのでほとんど見ることはできない。しかしながら広視野のカメラの露出では美しい。
 現在、「夕方の彗星」はまだ地平線下にあり見ることはできない。しかし次第に日没の空高く登るだろう。7月15日以降、日没時に北斗七星の方向(北東)に見えるようになるだろう。夕方の空はマップは、14日 15日 から。

<ご注意>: この記事は7月13日のスペースウェザーコムの記事の要約です。イメージは個人の撮影であり著作権が保護されていますのでご注意ください。

<出典>: 「スペースウェザーコムニュース(Spacewhethercomnews)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 「ネオワイズ」はこれまで明け方のみ見えていましたが、今後は日没の空の北斗七星の方向(北東)に、次第に高く見えるようになります。しかし、次第に幽かになり、特に薄い方の尾は見えなくなるでしょう。いずれにしても日本列島の雲はしばらくとれそうもありません。僅かな雲の切れ間を期待するか、世界中からの写真の投稿 をご覧ください。

<お知らせ>:  JAXA は、三菱重工業株式会社による H-IIA ロケット42号機(H-IIA・F42)を使った、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ政府宇宙機関の火星探査機 「HOPE」の7月15日の打上げを発表しました。打上中継は種子島、7月15日午前5時、 「三菱重工業のサイト(Youtube)」 から。 

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