磁気的に並んだ小さなダストの粒による観測の分析は、この全空のイメージに曲線で示されたように、我々のミルキーウェイ銀河の、以前には知られていなかった磁場の構造を表している。暗い赤はミルキーウェイの平面を示し、そこではダストの濃度が最も高い。平面上の巨大なアーチは、我々の銀河のコアからの過去の爆発的な出来事の残骸の可能性があり、概念的には、我々の太陽に見られる磁気のループのような構造に似ている。この曲線の流れのラインは中性の水素ガスの星間のフィラメントとともに並び、これらの磁場は、星間の媒体を成形するだけでなく、星達を形づくる際にも重力を補うのかもしれない。磁気が我々の銀河の進化にどのように影響を及ぼしたかは、恐らく、来る何年間かの調査の話題として残るだろう。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
<ひとこと>: この記事の内容はこれまでに見たことがない壮大なものですが、それらのデータがどのようにして得られたかの記述がありません。