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11月2日:  フィラエの着陸への努力

2020年11月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関の彗星探査宇宙船ロゼッタのフィラエ着陸船は、2014年11月12日に彗星67P/チュリュモフ・ゲラシメンコの表面へ降下した。その最初のタッチダウン・サイト、アギルキア(Agilkia)からはね返り、二時間のフライトに乗り出した。その後の検出作業の何年か後、三角の帽子に似たフィラエ着陸船の二回目のタッチダウン・サイトが判明した。フィラエは、ロゼッタ・ミッションの結了の数週前の、ロゼッタ・イメージの22ヵ月後に確認され保護された場所、最終的にアビドス(Abydos)に停止した。フィラエの体は約1メートル、それぞれ足は長さ 1.5 メートルである。

<出典>: 「ロゼッタ(Rosetta)」

<動画>: アニメーション動画はイメージをクリック。 

<ひとこと>: 文章は要点のみ。日本の「はやぶさ」やNASAのオシリス・レックスなどは、“小惑星”に“接触”し、その表面の素材を持ち帰ることを目指していますが、ヨーロッパ宇宙機関のフィラエは、“彗星”に“着陸”し、その表面を直接観測することを目指しました。残念なことに、この彗星の重力の薄さから軟着陸できず、3回バウンドして岩陰に着地、太陽光が得られず間もなく連絡が途絶えました。このイメージは二回目のバウンドの際のものです。

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