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11月16日:  三裂星雲の中央/お知らせ

2020年11月16日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

三裂という名を与える三つの際立ったダストレーンが集まっている。不透明なダストの山脈が下部に近く見え、他の暗いダストのフィラメントが星雲の至る所に織られている。中央近くに見える一つの大きな星が三裂の輝きの多くをもたらしている。 M20 としてカタログ化されているこの三裂は、僅か約 300,000 年であり、知られている最も若い輝線星雲(emission nebula)である。この星雲を形づくっている星はいて座の方向約 9,000 光年に横たわっている。ここで描かれた領域は約10光年に及ぶ。ここに示されたイメージは、地上ベースの 8.2 メートルのすばる望遠鏡、 2.4 メートルの軌道を周っているハッブル宇宙望遠鏡によって提供された詳細、 Martin Pugh によって提供されたカラーデータ、 Robert Gendler によって提供されたイメージ構成と処理による合成写真である。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 


<お知らせ>: 日本時間今日11月16日月曜日午前9時過ぎ、一日延期された野口聡一飛行士達4名が搭乗する初めての商用宇宙船、「スペースX」クルードラゴンが打上げられます。放送の詳細条件は、NASAは「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。 JAXA は「ホームページ」の 「国内機関による中継とビデオ」 から。なお、NASAの中継放送は午前5時の打上準備から国際宇宙ステーション到着まで通しで30時間、 JAXA の放送はイベントごとになっています。
変更されたスケジュールはこれまでにない行程になっています。ご覧になる際は変更がないか再確認をお願いします。

 

 

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