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11月13日:  マーズ・エクスプレスからの火星の月フォボス/お知らせ

2020年11月13日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

二つの火星の月で最も大きく最も内側のフォボスは全ての太陽系で最も暗い月である。その変わった軌道と色は、それが氷と暗い岩の混合物から成る捕捉された小惑星かもしれないことを示唆している。火星の縁の近くのフォボスのこの写真は、現在火星を周っているロボット宇宙船、ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレスによって、2010年に捕えられた。フォボスは、その最大のクレータを遠い側に持つ、激しくクレータされた不毛の月である。このようなイメージから、フォボスは、恐らく、1メートルの緩やかなダストによって覆われていると判断された。フォボスは火星の非常に近くを周っているので、ある場所からは一日に2回火星が昇りまた沈むように見えるが、他の場所からはまったく見えない。火星を周るフォボスの軌道は絶えず衰えているので、恐らく約 5000 万年で、火星の地表に衝突して砕けるだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。 

<お知らせ>: 明後日、日本時間11月15日曜日午前9時48分に、野口聡一飛行士達4名が搭乗する初めての商用宇宙船「スペースX」のクルードラゴン、イリジエンスが国際宇宙ステーションに向けて打上げられます。NASAの中継放送は午前5時の準備から到着まで通しで、 JAXA の放送は打上と到着の2回に分けて放送されます。NASAの放送は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。 JAXA の放送は 「国内機関による中継とビデオ」 から。

 

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