今、50を超える重力波の出来事が検出されている。これらの出来事は、二つのブラックホール、ブラックホールと中性子星、二つの中性子星の、激しい衝突を印している。これらの50の出来事の大部分は、2019年に、米国の LIGO 重力波探知器とヨーロッパの Virgo 探知器によって検出された。最初の50の出来事をまとめた特集のイラストレーションでは、青い点はより高質量のブラックホールを示し、一方オレンジは低質量の中性子星を示している。しかしながら、天体物理学者達は、太陽質量の2~5の間の中間と思われる質量を含む、白でマークされた出来事の性質については、現在、不確かである。可視光線の夜の空は人類の夜明けから知られきた近くの明るい惑星達と星達によって支配されている。対照的に重力波の空は、おおよそ5年未満で知られた、遠く暗いブラックホールによって支配されている。このコントラストは啓蒙的である。重力波の空の理解は、既に、宇宙全体の星の生と死、宇宙自体の特性についての人類の知識を再構築している。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
<ひとこと>: 参考までに LIGO の記事は こちら(英語) から。