このイメージは古代の火星の高地の三つからなるクレータを示している。最大のクレータは径45キロメートル、最小は28キロメートルである。また、右上と左下に見える窪んだ表面の丸い片のような、他にもかなり大きなクレータのサインがある。このイメージは、ヨーロッパ宇宙機関のマーズ・エクスプレスの高解像度ステレオカメラ(HRSC)を使って、2020年8月6日の軌道 20982 の間に集められたデータから成っている。地上解像度は約15メートル/ピクセル。東経約19度、南緯37度に位置している。このイメージは HRSC の直下を見るカラー・チャンネルを使ってつくられた。北は右である。
<出典>: 「マーズエクスプレス(Mars Express)」
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